# 2
読者の質問にバッジョが答えてしまうというこのコーナー。
第1回から予想どおり、大反響がありました。
もう2度とないかもしれないこのチャンスを逃さずに
どしどし質問を送ってください!

インタビュー●高橋在 interview by Ari TAKAHASHI
写真●高橋在 photo by Ari TAKAHASHI
ブレッシャの自宅で取材を受ける
バッジョ(右は高橋在氏)
今までの監督で一番信頼できたのは?
(富山県 竹下敬一さん)
監督とのつき合い方で気をつけていることは?
(神奈川県 井上 智さん)
マッツォーネ監督との関係は
うまくいってますか?

(京都府 緑川珠美さん)

これまでに接してきた監督のうち、最もフィーリングが合ったのは誰かな?

ロベルト・バッジョ(以下R) ―― 何度か監督との確執が噂されたが、ほとんどの監督とうまく行っていたと思っているよ。(問題が起こった時)監督の言うことだけを信じてはいけないと思うんだ。みんな自分の都合のいいことしか言わないからね。チームメイトの意見を聞くほうが正しいと思うよ。彼らなら“現実”を見ているからね。ただ、もう一度言うけど、ほとんどの監督とはうまく行っていたよ。誠実ではない監督とはうまく行かなかったというだけさ。

マッツォーネとはどう?

R ―― 彼とは最高にうまく行っているよ。普通、彼ほど経験豊富な人なら他の人を見下すことがあると思うんだ。だが、彼はそんなことはしない。常に、大きな情熱と意欲を持って物事にあたっているんだよ。彼と一緒にいると誰もが自分がチームにとって大事な一員なんだと感じることができるのさ。選手をそんな気持ちにさせるというのは簡単なことじゃないよ。

君に何か注文をつけるの?

R ―― 何でも言い合える関係なんだよ。監督とはこうあるべきだと願っていたし、理想的な関係を保っているとも言えるかな。彼のためなら何でもするつもりだよ。このような人のためなら何でもできるんだよ。



同じチームにベテランがいることは 心強いですか?
(群馬県 橋爪大輔さん)

ブレッシャには君と同世代のフブナーとかトゥルキルマズがいるけど、同世代の仲間がいるということがプレーの張り合いになるのかな?

R ―― 年齢は関係ないと思うよ。問題はチームスピリットだと思うんだ。チームの一員として参加意識があるかどうか、チームのために何かをするという気持ちがあるかどうかが問題だと思うんだ。33歳とか35歳とか、そんなことはどうでもいいことだよ。


好きなスタジアムを教えてください。
(千葉県 太田寛剛さん)

君が好きなスタジアムは?

R ―― どのスタジアムも、それぞれ独特の雰囲気を持っているけど、最も気持ちが高ぶるのは、ミラノのスタジアム(サン・シーロ)かな。


プライベートな時間は何をしてるんですか?
(東京都 木村克美さん)

暇な時は何をしているの?

R ―― 家族と一緒に過ごすようにしている。僕は出歩くのがあまり好きじゃないんだ。子供と居られる時間があれば、子供と過ごすよ。(子供と一緒に居ることは)人生で最も美しく、最も重要なことだと思うんだ。だから、子供と一緒に過ごす時間は多いと思うよ。働く時は働き、それでもさらに時間があれば、ハンティングに行く、そんな感じかな。

ハンティングとサッカー、結果を出すのはどちらが難しい?

R ―― 比較するには違いすぎるな。ただ、共通して言えることがある。共に“熟練さ”が必要だと言うことさ。どの分野にも障害はある。それを克服するには“熟練さ”が必要なんだ。経験を積まなくては駄目だし、機転を利かさなくてはならないし、反射神経を高めておくことが必要なんだ。


好きな曲を教えてください。
(神奈川県 倉持研輔さん)

どんなジャンルの音楽が好き? 特に好きな歌は?

R ―― 音楽なら何でも聴くよ。音楽は感動を与えてくれるからね。特に好きなジャンルというのはないな。



ビッグクラブとプロヴィンチャにおける 生活の違いは?
(宮城県 徳田寿子さん)

ビッグクラブにいた頃と、(ブレッシャのような)プロヴィンチャにいる時とでは暇な時間の過ごし方に変化があるのかな?

R ―― ビッグクラブでは暇な時間は少ないよ。まず、これが大きな違い。カップ戦があり、親善試合があり、リーグ戦がある。いつも旅先だよ。