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| # 5 |
| 読者の質問にバッジョが答えてくれるこのコーナー。 バッジョ自身もこのコーナーを楽しんでくれているようです。 思わずバッジョが微笑んでしまうような、 ユニークな質問を、どんどん送ってください! インタビュー●高橋在 interview by Ari TAKAHASHI 写真●高橋在 photo by Ari TAKAHASHI |
何かコレクションしている? ロベルト・バッジョ(以下R) ―― 相手チームの選手のシャツや、ハンティングに関するあらゆる物を集めているよ。 子供たちへのプレゼントで、今まで最も喜ばれたものは何? R ―― どんなプレゼントでも喜んでもらえるものだよ。それに、クリスマスみたいな特別の日には、プレゼントが何かということ以上に、クリスマスのプレゼントであること自体が意味を持つなんてこともある。品物自体は高価なものでなくとも、特別な味わいがあるというか……。 両親への最初のプレゼントは何だったか覚えているかい? R ―― 母への最初のプレゼントは覚えているよ。お母さんのことが大好きだ、ということを表現したかったんだ。それで、バラの花束を買いに行ったのさ。もっとも、母の財布から抜き取ったお金でだけど(笑)。 それは何歳の時? R ―― 7歳か8歳だったな。
最近、腹を抱えて笑ったことはある? R ―― 僕は笑うのが大好きな人間なんだ。楽しいほうがいいし、冗談もよく言う。笑っている時が多いんだ。時としてくだらないことで大笑いしているよ。 いたずらをした経験があったら、どんなことをしたのか教えてよ。 R ―― いたずらの経験はあるよ。あれは1993年だったかな。1泊2日の予定でスコットランドに行ったんだ。1度も外国に行ったことのない友だち2人とね。外国どころか、町すら出たこともないような友だちさ。スコットランドで24時間ハンティングをする予定だったんだ。スコットランドの飛行場に着いた時は、雪が降っていてすごく寒かった。外ではメルセデスが待っていたよ。それに乗って、狩猟場へ行くことになっていたんだ。確か、荷物をメルセデスに積み込んでいる時だと思うけど、1台のボルボがメルセデスの後ろに止まったんだ。運転手は携帯で電話していたよ。そこで僕はひらめいたのさ。友だちに、「君たち2人は後ろの車に乗ってくれ。僕はメルセデスで行くから」と言ったんだよ。 友だちは後ろの車に乗ったのかい? R ―― 乗ったさ。あの時の運転手の顔ったらありゃしない。電話をしながら、1人が前に、もう1人が後部座席に座ろうとしているのを見ているだけなんだ。見知らぬ2人が自分の車に乗り込んできたんだから……最高だった。腹を抱えて笑ったよ。彼らには後でお尻にケリを食らったけどね。いたずらは大成功だったさ(笑)。
耳にピアス開けたのはいつ頃? R ―― よく覚えてないけど、98年か……97年の末だったかな。ボローニャでプレーしていた頃さ。97年だな。 穴は1つだけ? R ―― そうだよ。 コディーノ(ポニーテール)はいつ頃からだい? R ―― 2、3カ月前だよ。98年のW杯の後、1度髪を剃ったんだ。そのあと、しばらく髪を短くしてたんだけど、またポニーテールにしようと思ったんだよ。 そもそも、ポニーテールにしようという考えはどこから来たの? R ―― ロングヘアーにしたいと思った時期があったんだ。でも、走る時に、髪が首筋に当たって気分悪かったんだ。だから、髪をまとめたのさ。
この前のイタリアvsアルゼンチン戦は観たかい? R ―― ちょっとだけ観たよ。 どんな印象を受けた? R ―― この時期に両チームを判断するというのは難しいと思うな。リーグ戦、カップ戦の真っ最中だしね。両チームとも、もっと良い状態の時でないと何とも言えないな。 ヨーロッパカップでイタリアのチームが1つも準々決勝に進めなかった状況については、どう説明する? R ―― さっきも言ったように、イタリアのサッカーは厳しいんだよ。セリエAではすべてのゲームで極限に近い状態でのプレーを要求されているんだ。外国のリーグ戦はイタリアほど厳しくはないと思うよ。ストレスも少ないだろうし。それに、相手チームのやる気が違うよ。イタリアのクラブ相手にいいところを見せれば、サッカー選手としての大きな道が開かれるからね。目の色を変えて向かってくるんだ。
フィオレンティーナ戦でのFKについて聞かせてよ。素晴らしいゴールだったね。 R ―― フリーキックではツキも必要なんだよ。最高のフリーキックを蹴って、「これは決まるぞ」と思っても、相手の壁が近すぎたり、キックの瞬間にジャンプされて、壁に跳ね返されてしまうこともあるしね。フィオレンティーナ戦でのFKは狙いどおりだった。スピードといい、コースといい文句なしだったよ。あの時はツイていたんだ。 クロスバーに当たることも計算に入っていた? R ―― いや、そこまでは考えてなかったよ。とにかく、コーナーギリギリを狙ったんだ。
アッズーリの新しいシャツをどう思う? 体にフィットしているだろう? R ―― まあ、何とも言えないね。僕らにとっては奇抜すぎるという感じもするし。なんせ、従来のシャツに慣れきってしまってるからね。まあ、目が慣れれば、それで済むことだよ。 身につけたことはあるんだよね? R ―― (隣の部屋を指さし)ああ、あっちにあるよ。 身につけた感じはどうだった? R ―― いい感じだと言わざるを得ないだろ?(笑)
サッカーのルールで変えたいと思うのは? R ―― レフェリーかな(笑)。 冗談はさておき、ゴールを決めた後、(クルヴァに駆け寄って)喜びを表現するという行為が禁じられているだろう? あれはナンセンスだよ。ゴールで狂喜乱舞することで観客も盛り上がるんだよ。喜びや情熱を取り除いてしまったら、僕らにいったい何が残ると言うんだい? |