| |
レフェリーは大きなプレッシャーを背負って笛を吹いています。まずは、そのプレッシャーから解放してやることが必要ではないでしょうか? ガッリアーニ(以下G) ―― その件に関して1つ言いたいことがある。レフェリーがミスをすると「何か悪意がある」と思いがちなんだ。それに対し、FWのプレーヤーがゴール前でミスをしても、“いかさま”だとは思わない。それがイタリア人的発想だよ。 あなたもそう思っていますか? G ―― 私はそうは思っていない。レフェリーに悪意があるとは思っていないよ。それ以上に私が言いたいことは、「今、我々は魅力的なサッカーをしていないし、それが良くなる方向にもない」ということなんだ。ファンが「ひどいショーをやっている」と気がついた時点で、すでに我々は窮地に追いやられていると言いたいだけなんだ。 改善策は何かありますか?
それは、そうですが……。 G ―― 私には今までどおりのやり方が正しいとは思えない。第一、選手のケガを招くし、サッカー自体もつまらなくなってしまう。我々の仕事は、“楽しめるゲーム”を売ることなんだ。サッカーという名の“ショー”を売って生計を立てているということを忘れてはいけない。クラブは他の企業と同じなんだ。商品管理をしっかりやる必要があるんだよ。最近は“血を見ない”ゲームはないね。足の骨が折れ、鼻骨が折れ、ケガ人の出ないゲームは皆無といった状況だ。つまり、ピッチがパニック状態に陥っているんだ。こんな状態で今後どうしろと言うんだい?ルールを改正すべき時が来たんだよ。サッカー自体は大きく変わった。スピードも、戦術も大きく変わった。なのに、なぜ、ルールを変えないのか?それがどうにも理解できないんだよ。 | |||||||||||
| 2 / 4 |