アッズーリのDF陣についてはどう思う? S ―― 偉大なカンピオーネばかりさ。 国際舞台の経験も豊富だし、言うことないよ。 DF陣は間違いなく、今のアッズーリにおける最大の“強み”と言えるだろうね。 その上、アッズーリを率いるトラパットーニ監督は、守備を重視する監督だから、今のイタリアの守備が乱れることは滅多にない。 FWと一対一の局面になることもまずないしね。 イタリア代表とはまだ一度もやったことがないけど、これだけは言えるんじゃないかな。 「ラツィオでプレーするネスタからゴールを奪うことはできても、アッズーリのネスタから得点することは不可能に近い」ってね。 要するに、アッズーリのDFは完璧に組織されているということだよ。 ネスタとカンナヴァーロでは、どちらが優れていると思う? というか、来年、ミランで一緒にプレーするとしたらどちらがいい? S ―― 2人とも完璧なDFだよ。 それに、彼らはお互いをよく知っている。 だから、ピッチ上での息もピッタリなんだ。 ネスタには生まれついての才能があり、カンナヴァーロには強さがある。 ネスタのほうが若いから、将来のチームメイトということで言えば、彼のほうがいいかもしれないね。 それに、ネスタのほうが移籍金が安い……って、それはわからないか。 いったい、現在の彼らの移籍金はどれくらいなんだい?(笑) 他にもイタリアのDF陣には、マルディーニをはじめ、素晴らしい選手がたくさんいるよね。 マテラッツィ、パヌッチ……。 S ―― クリスティアン(パヌッチ)が代表に選ばれているのは、僕にとってもすごくうれしいことだよ。 彼はそれに値する選手だしね。 彼とはまだ一緒のチームでプレーしたことはないんだけど、個人的によく知っているんだ。 彼は、僕のチームメイトであり、親友でもある、ビリー・コスタクルタの大親友なんだよ。 この間も、バカンスを一緒に過ごしたんだ。 ビリーはいつも僕にこう言ってるよ。 「パヌッチは素晴らしいDFだけど、すぐに“アツくなる”タイプなんだ」ってね。 もっとも、彼も30歳になって、だいぶ分別がつくようになってきたみたいだけど……。 昔、彼がまだミランやレアル・マドリーでプレーしていた時、よくテレビで観ていたんだ。 身体能力の高さ、強い精神力を持った選手だと感じていたよ。 その後、イタリアに戻って、インテルでベンチを温めていたのは残念だったけどね。 彼を本当の意味で使いこなせる監督は、カペッロだけなのかもしれないな。 そういうことはよくあるんだよ。 時には、選手と監督の間に、尊敬や信頼だけでなく、友情が生まれることだってあるんだ。 君にも、そんな経験があった? S ―― “大佐”こと、ロバノフスキ監督とは少なからずそういった関係だったね。 でも彼と友人にはならなかったな。 ただ、彼のことは今でも尊敬してるし、最高の監督だと思ってるよ。 | ||
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