“ジェニオ”(天才)。これは、セリエA随一のレジスタ、エウジェニオ・コリーニの愛称である。すべての選手の手本になるような高度な技術、定規で測ったように正確無比なパス、そして一瞬のうちにマークを外す動き。キエーヴォがセリエAに昇格して以来、すべての面において、彼は自身が最高のレジスタであることを示し続けている。

 エウジェニオ・コリーニは、決してスペクタクルなプレーに溺れることなく、常にチームのためにプレーしてきた。DFのレグロッターリエ、ランナ、そしてMFのペロッタがアッズーリの一員になれたのも、キエーヴォの中盤に“案内役”のコリーニがいたからこそである。

 そのコリーニが、6月に日本にやって来る。彼は、「イタリアを代表して日本に行くんだし、観客の皆さんに無様な姿を見せるわけにはいかない。日本では、自分たちの持っている力以上のものを見せるつもりでいるよ」と抱負を語る。くり返すが、彼はセリエAでもトップクラスのレジスタである。“ジェニオ”のプレーは、間違いなく日本のサッカーファンを魅了するはずだ。
インタビュー・文●シモーネ・アントリーニ Interview and text by Simone ANTOLINI
写真●高橋 在、グエリン・スポルティーヴォ Photo by Ari TAKAHASHI/GUERIN SPORTIVO
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