| ユーヴェに入れなかったことは | |
それほど大きな問題ではないんだ新しいチームにはもう溶け込めたかい?
君はこの数年間で大きく成長した。 最も影響を受けた指導者といえば誰になる? B ―― そうだな、コズミ監督だろうね。3年間も同じ監督の下でプレーしたのは初めてだった。コズミが僕に何度もアドバイスをしてくれたおかげで、僕はいろんなことを学ぶことができたんだ。彼からはセリエAでプレーすることの意義も教わったつもりさ。 ペルージャを去る時、君はコズミ監督とどんな会話を交わしたの? B ―― 特別な会話はなかったよ。ただ「これからも電話で連絡を取り合おう!」って約束を交わしただけさ。思えばペルージャではたくさんの友だちができた。さすがに彼らと別れる時はとても辛かったね。特に親しいチームメート、例えばルイージ(パリウーカ)やディ・ロレートたちとの別れは辛かったな。 君はローマ時代にカペッロの下でプレーしたこともあるよね。 カペッロからは何を学んだと思う? B ―― 僕はカペッロのおかげでセリエAデビューというサッカー人生で最高の感動を味わうことができたんだ。彼の考え方、練習方法、すべてが僕にとって有意義なものだったな。 そして今シーズンはプランデッリから学ぶことになった。 B ―― サマーキャンプの初日にプランデッリから「バカンスは楽しかったかい?」と声をかけられたんだ。バカンス先のフォルメンテーラでたまたま彼と出くわしたんだけど、それを覚えていてくれたんだろうね。僕は彼の期待を裏切るようなことはしたくないし、パルマのためにすべてを出し切るつもりでいるよ。 君は中盤の真ん中でプレーすることが好きだよね。 チーム全体の動きを掌握しながらプレーするほうがいいんだろう? B ―― 君が言うとおり、確かに中盤の真ん中でプレーするのは気持ちいいよ。でもチーム全体を掌握すると言ったって、1人じゃ何もできないさ。特に僕はテクニックがないから、その分激しいプレーをしないといけない。もっとうまくボールコントロールできればいいんだけどね。 今シーズンのヤング・パルマはどのあたりまで行けるんだろう。 B ―― 昨シーズンのパルマはどの相手に対してもある程度のゲームはできるということを証明したよね。確かミラノでも勝てるゲームを落としたことがあった。パルマが勝ち点を奪えなかったのは、ツイていなかっただけのことさ。もっとうまく戦えば、相手がミランのような強豪であっても、勝つ可能性は十分にあると思うよ。 今シーズンのパルマは、何としてでもリーグ戦で4位以内に入ってチャンピオンズリーグ出場権を手にする、そう期待してもいいのかな? B ―― もちろんさ。それが僕らの最大の目標だからね。ユーヴェ、インテル、ミランの3チームが先頭集団になって、その背後にパルマ、ローマ、ラツィオが一線に並ぶという感じかな。パルマだってビッグクラブに引けを取らない布陣が整っていると思うよ。 君が入ったことでパルマの中盤はずいぶん強化されたんじゃないかな。 B ―― うれしいことを言ってくれるね。君が言うように、パルマは攻守のバランスが取れたとてもいいチームだと思うよ。しかも若手がのびのびとプレーできるチームでもあるよね。昨シーズンのバローネがいい例さ。彼はパルマに来てから落ちついてプレーできるようになって、あれだけ成長することができた。そしてレベルの高いサッカーにも対応できることを見事に立証したからね。 パルマの最大の長所は攻撃力にあると思うんだけど、君はどう思う? B ―― 同感だよ。ムトゥとアドリアーノの2トップはまさに理想的なコンビさ。あれほど呼吸の合ったコンビはセリエA全体を見回してもなかなか見つからないからね(このインタビュー後、ムトゥはチェルシーに移籍)。 ほんの数週間前までは君がユーヴェに移籍するものだと誰もが思っていた。ところが土壇場でユーヴェ行きの話が流れ、代わりにパルマに移籍することになった。ユーヴェの一員になれなかったことに関して何か言いたいことはあるかい? B ―― ユーヴェに入れなかったことは僕にとってそれほど大きな問題ではないんだ。ただ、ユーヴェ側からその旨を直接聞けなかったのは残念だよね。だって僕はユーヴェ行きがなくなったことを新聞記者から聞いたんだよ。僕としてはユーヴェからそれなりの説明を聞きたかったね。 昨年の今頃、似たようなことがブリーギの身にも降りかかった。 ブリーギはその後かなり苦労したようだけど。 B ―― もちろん知ってるよ。みんなが僕にその話をするから。マッテオ(ブリーギ)は辛い思いをしただろうね。でも、マッテオと僕のケースはちょっと違う。なぜなら彼はユーヴェのユニフォームを着てプレシーズンマッチに出場している。それに対して僕はトリノにすら行っていないんだからね。 |
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