ユヴェントスのサマーキャンプ地、シャティヨンに現れたマルチェッロ・リッピ監督の肌は、まるで浜辺の監視員のように小麦色に日焼けしていた。おそらく、監督は故郷のビーチで優雅なバカンスを過ごしたのだろう。しかし、アオスタ渓谷の山間の村で、彼は、数週間前に過ごしたバカンスよりも、さらに幸福な気分を味わった。ユーヴェを率いて8シーズン、今シーズンは今まで以上に充実した戦力が整った。彼はそう確信している。この確信があるからこそ、彼は幸福な気分になれるのだ。
リッピの表現を借りるとすれば、今シーズンのユーヴェは非常に“賢い補強”をした。確かに、ファブリツィオ・ミッコリ、ステファン・アッピアーの加入も戦力的にプラスと言える。しかし、特に重要だったのは、キエーヴォで高いパフォーマンスを披露し、代表のレギュラーの座をつかむまでに成長した長身のDFニコーラ・レグロッターリエの獲得であろう。今シーズン、この才能あるDFは、アッズーラとビアンコネーラという、イタリアで最も愛されている2つのユニフォームを身にまとってプレーすることになる。
洒落たミラー・サングラスにブロンドの髪。ニコーラの端正な風貌は、シャティヨンを訪れた女性ファンを早くも“魅了”し始めていた。 |