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インタビュー・文●アルヴァーロ・モレッティ
Interview and text by Alvaro MORETTI 写真●グエリン・スポルティーヴォ Photo by GUERIN SPORTIVO |
ローマ近郊のオスティア出身のデ・ロッシは、ローマの下部組織で育った。しかも、父親のアルベルトは、そのプリマヴェーラの監督である。デ・ロッシは、まさにローマの“生え抜き中の生え抜き”なのである。ちなみに、現在、ローマの下部組織は、イタリア有数の若手の宝庫として注目されている。実際、ユーヴェのモッジGMがダーヴィッツの見返りとして要求したのは、デ・ロッシ、ランツァーロ、アクイラーニといったローマの“ゴールデン・ボーイズ”だったのだ。しかし、レグロッターリエのケース同様、ローマが、その申し出を受け入れることはなかった。 ちなみに、今シーズンのデ・ロッシの年俸は推定で7万ユーロ(約900万円)。これは、ダーヴィッツの年俸の、わずか20分の1でしかない。おそらく、今の彼にとって、お金のことはさほど大きな問題ではないのだろう。ただ、現在はヴィエリやモンテッラの代理人でもあるベルティ氏がローマと新契約について交渉中である。オリンピコのピッチを走り回る彼は、今は何よりも高いレベルのサッカーができることを心から楽しんでいるようだ。 クラウディオ・ジェンティーレが率いるU−21代表ではすでにボランチのレギュラーとして活躍している。アッズーリのトラパットーニ監督も、彼のプレーに注目しているようだ。もしかすると、来年の夏、彼がU−21EURO2004、アテネ・オリンピック、そしてEURO2004と、3つの大舞台を経験することも十分に考えられるのである。 デ・ロッシのプレーは、あのライカールトを彷彿とさせる。83年生まれのデ・ロッシにとって、おそらく、かつてのミランの名ボランチは決して身近な存在ではないはずだ。しかし、ライカールトのプレーは、ビデオを通じてくり返し観ているそうである。「確かに『プレーがライカールトに似ている』とよく言われるね。もちろん最高の褒め言葉だと思っているよ。ライカールトのことは、幼い頃から父に聞かされていたし、プレーも、ビデオを通じて何度も観ていたからね。彼は、後方から試合を操るだけでなく、前線に切り込んで決定的な仕事のできる選手だった。今、僕もローマでそれを実践しようと一生懸命努力しているんだ」。 |
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