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インタビュー・文●マッテオ・マラーニ Interview and text by Matteo MARANI |
プロビンチャーレの中で最も輝かしい成績を残しているクラブ、それがウディネーゼだ。ウディネーゼは7年間で実に5度ものUEFAカップ出場を果たし、イタリア北東部、フリウリ州の象徴とも言うべき存在にまで成長した。
優れた選手を多く輩出してきた“ウディネーゼ工房”には、クラブとして本来あるべき姿が、すべてそのままの形で残されている。サッカーに集中できる練習環境、整備の行き届いたクラブハウス、時間を厳守する選手たち……。今では珍しくなったプレスに対する良心的な対応も、その一つだ。人呼んで“奇跡のウディネーゼ”。その成功は、これらすべて、日常における細かい気配りを源流としているのである。
マレク・ヤンクロフスキのイタリアでのキャリアはナポリで始まった。昨シーズン、ウディネーゼに加入し、今やスパッレッティ監督率いるチームにとって欠かせない選手の一人に成長した。性格は几帳面で控えめ。チェコの英雄、パヴェル・ネドヴェドと同様、ヤンクロフスキもチームのための自己犠牲をいとわない。彼は私生活でもピッチ上でも感情をさらけ出すようなことはない。そんな彼に対して「内気な性格が災いしている」と惜しむ者さえいるほどだ。だが、彼の市場価値は上昇の一途をたどっている。ビッグクラブへの移籍話が絶えることはなく、中でも“王者”ユヴェントスが彼に注ぐ視線は熱い。 |