メルカートの話は
すべてが終わってからだ

パルマの取締役社長に就任したルーカ・バラルディは、「ジラルディーノはピッポ・インザーギのような選手になるだろう」と言っていたよね。

G ―― インザーギとは何度か比較されてきた。ただ、以前は相当似ていたような気がしたんだけど、今はそうでもないんだ。僕のプレースタイルが変わったからだろうね。以前に比べると、僕はかなりパワフルになったと思う。ただ、ゴールを狙う気持ちが強いという意味では、インザーギに似ているかもね。

2人は同じようなサッカー人生を歩んでいるしね。

G ―― 確かにそうだね。ピアチェンツァ、ヴェローナ、パルマ……。そうなると、僕が次にプレーするのはアタランタだね(笑)。

そして、その次はユーヴェということになる?

G ―― 新聞にもそう書いてあったね。テレビでも僕のユーヴェ入りを予想していた。でも僕はいったい何て言えばいいんだい?(笑)

そうだね。「パルマでのシーズンを最高の形で終えたい。今後のことはそれから考えるよ」とでも言っておいたら。

G ―― それに、こうつけ加えておこう。「U−21ヨーロッパ選手権がある。うまくいけばアテネオリンピックもね。メルカートの話はすべてが終わってからだ」。とにかく、僕の知る限りでは、現時点では公式なオファーは一つも届いていないよ。

君の代理人の所にも届いていないの?

G ―― 全然ないよ。

君の希望としては、ユーヴェに入りたいんじゃないの?

G ―― そうだね。そうなればうれしいんだけど……。子供の頃から憧れていたチームだからね。ただ、ユーヴェに限定しているわけじゃない。ファンであるということと、そこでプレーするというのは別さ。他のチームだって僕としては全くかまわないんだ。

他のチームというと、例えばどこ?

G ―― 例えば、パルマに残るということだって十分に考えられる。シーズンが終了するまでに、ビッグスポンサーが見つかればいいのさ。大きな投資があれば、僕ら全員がチームに残ることができる。みんなそれを願っているんだ。

もし、優良企業の投資がなかったら……。

G ―― そうなったら仕方がないね。多くの選手がパルマを去ることになるだろう。

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