
ところで、今夏のミランの補強についてどう思っている? K― 今年はそれほど積極的に動かなかったような気がする。毎年、革命的変化を起こす必要はないからね。高いレベルの選手を2、3人獲れば、それで十分だよ。 スクデット争いでミランのライバルとなりそうなのは? K― ユーヴェだろうね。 君の目標は何? K― 目標は2つ。スクデット獲得とチャンピオンズリーグ制覇さ。 どちらか1つ捨てろと言われたら? K― いや、ミランは野望を持ったチームだからね。僕たちは目の前にあるタイトルはすべて手に入れるつもりだよ。どちらか1つを捨てるということはあり得ない。 他に夢はある? K― 弟のジガンと一緒にプレーすることさ(注:副会長のアドリアーノ・ガッリアーニはEU外選手の枠がないためジガン獲得の可能性はない、と語っている)。もっとも、彼がミランでプレーできないからと言って、僕が彼のいるチームに行くわけはないけどね。僕はミラン以外のチームでプレーする気は全くないんだ。 君はすでにミラネーゼ(ミラノ人の意味)なんだね? K― そのとおりだよ。アメリカに行った時もそうだったし、サンパウロの実家に戻った時もそうだった。実は、ブラジルに帰国した時、ミラノの友だちのことやサン・シーロ地区にある自分の家が懐かしくなったんだ。変な気分だったよ。シーズン中は、ブラジルが恋しかったのに、シーズンオフにブラジルに戻ると、ミラノのことが懐かしくなるなんて……。 1年前、こんな状況になるなんて想像していなかった? K― 全く想像しなかった。去年の8月、僕はセリエAのことを何も知らずにミラノにやってきた。特別な準備は何もせずにね。もちろん、誰も僕のことを知らなかった。でも、今は状況が違う。みんな僕のことを十分すぎるほど知っている。注目が集まる分、厳しいシーズンになると覚悟しているよ。 それはどういう意味? K― 相手のDFも僕のプレーをすでに把握しているってことさ。当然、的確なマークをしてくるはずだ。でも、それは僕にとっても望むところなんだ。相手のマークが厳しくなればなるほど、楽しめる。プレッシャーがかかったほうが、僕はプレーを楽しめるんだ。 セリエAは今シーズン、2チーム増えて20チームになる。リーグでの戦い方も変わると思う? K― 昨シーズン以上にコンディショニングが大切になるんじゃないかな。もっとも、その点に関してはあまり心配していない。なぜって、ミランのフィジカルスタッフは最高だからね。 あとは天命を待つということかな? K― いつも神が側にいてくれる。神の名の下で良き行いをして、神の名の下でプレーをするつもりさ。僕は神に忠実でありたい。そう、今シーズンも神への忠誠を誓いながらピッチに立ち続けるよ。 |
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