|
ロッソネーロのシャツを身にまとってからの5シーズン、リーノ・ガットゥーゾは常にチームの主力としてピッチを走り回ってきた。彼は今や、新たな“獲物”を探しに新シーズンをスタートさせたミランの、中核を担うべき選手へと成長を遂げたのだ。
ミランの目標はただ一つ。それは、すべての戦いに勝利することだ。スクデット、チャンピオンズリーグ、もちろん、その両方でもかまわない。今シーズンのミランに託された使命は、手に入れられるタイトルを、一つでも多く獲得することである。もし、スクデットとチャンピオンズリーグの2冠ということになれば、イタリアのクラブでは95-96シーズンのミラン以来の快挙となる。それ以前となると、1965年の“グランデ・インテル”にまで遡らなければならない。イタリアと欧州の王座に同時に輝くことは、まさに“偉業”と言える快挙なのだ。
リーノがミランにやってきた99年の夏、ミラニスタはすぐに彼をチームの一員と認めた。あれから5年以上の歳月を経た今、彼らはリーノをチームリーダーとして崇めている。もちろん、彼を信頼しているのはティフォージだけではない。チームメートの多くも、常日頃から、「彼のいないミランなど考えられない」と口にしているのだ。自分たちの力を信じ、挑戦を続けること。ガットゥーゾには、今のミランの進むべき道がはっきりと見えている。
|