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君は4月8日に30歳の誕生日を迎える。ついに“大台”に乗るわけだけど、何か特別な思いはある? フラーキ(以下F)―― 体力的には18歳の頃よりも今のほうが調子がいいんだ。いい状態で30歳を迎えられることをうれしく思うよ。今の僕はプロとしても一人の人間としても非常に充実した時期を送らせてもらっているからね。確かに、頭には若干白髪も出てきた。それでも今の僕は最高に幸せなんだ。 体力的に好調なのは、精神的に安定しているからじゃないのかい? 周りからは「フラーキはまだまだやれる」という声も上がっているけど? F―― あと5、6年はやれると思っているさ。本当に若い頃よりも体調がいいんだ。あの頃は、精神的にもまだ不安定だったしね。 君が“第2の人生”を歩み始めるきっかけは? F―― 家庭を持ったことだろうね。もちろん、僕が自分の道を見失わずにもう一度セリエAで実力を示せているのには、僕自身の力もある。それと、ノヴェッリーノ監督にも感謝しなくてはいけない。しかし、やはり、家族の支えがあったからこそ、僕は再びここまで這い上がってこれたんだと思う。 君はゴールの後に、いつも指にはめた結婚指輪にキスをしているよね。あれは、やっぱり奥さんへの感謝の気持ちからなのかい? F―― 妻のヴァレンティーナと知り合ってから、新しいフラーキが誕生したんだよ。そう、より堅実で大人になった僕がね。今の僕は彼女と一心同体。仕事やプライベートの時間といった僕を取り囲む世界はすべて彼女のものでもあるんだ。彼女のような素晴らしい人生の伴侶を見つけられたことは最高にラッキーだった。僕らの心は、まるで一卵性双生児みたいなものさ。いつでも通じ合っているんだ。彼女も僕と同じフィレンツェの出身でね。僕ら2人がどんな関係なのか、もう少し話そうか? 頼むよ(笑)。
F―― 僕らの仲は、どんなことがあっても引き離せない。言ってみれば、僕がヴァレンティーナであり、彼女が僕なんだ。分かるかい?(笑) それから3歳になる愛娘のベネデッタもいる。娘がいるからこそ、僕自身、責任を自覚しながら生活ができるのさ。ベネデッタは今の僕の人生でとても重要な存在なんだ。 君はどんなパパなのかな? F―― こんなに親バカになるとは思っていなかったよ。ベネデッタが僕を“良いパパ”にしてくれるんだ。僕はもともと怠け者でね。どちらかというと、のんびりするのが好きなタイプなんだ。でも、今は違う。どんなに疲れていても、家ではベネデッタのために頑張っているよ。娘の前では、仕事の疲れなんて吹き飛んでしまうのさ。毎朝、娘の顔を見るたびに、「よし、今日も頑張るぞ」って思うんだ。 |
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