本誌記事 WebCALCiO 2002
サブタイトル

アルベルト、まずはイタリア代表のことから聞きたいんだけど、現在のチームの状態をどう見ている? ここ数カ月でかなり良くなってきた感じがするよね。

ジラルディーノ(以下G)―― チームはすごく良くなっているよ。ここまでのワールドカップ欧州予選の結果がそれを物語っているようにね。リッピ監督の下で、元々主力だったベテラン勢と若い新戦力がうまく融合して、素晴らしいチームが出来上がりつつある。実力のあるチームであることは間違いないよ。

3月26日のスコットランド戦、リッピ監督は君と、トッティ、カッサーノという“トリデンテ”(三つの矛の意味、3トップを指す)を試したよね。それについてはどう思う?

G―― トッティもカッサーノも偉大なプレーヤーだよ。彼らとプレーするのは、この間のスコットランド戦が初めてだったんだ。初めての選手とコンビネーションを合わせるのは難しいんだけど、彼らとはうまくいったよ。僕ら3人は試合開始直後から、すぐにお互いを理解して、ピッチでお互いの存在を感じていた。3人ですごく良い仕事ができたと自分では思っているよ。

3人で一緒にプレーしてみて、具体的に何が機能して、何が機能しなかったんだい?

G―― 全体的には3人とも良いプレーができたんじゃないかな。動きは良かったし、スコットランド陣内に攻め込んでチャンスを作った。残念ながら僕たち3人のゴールこそなかったけど、ピルロがFKで決めた2ゴールで、勝利をつかむこともできたしね。十分に機能したと思うよ。

お互いの動きを確認するために、試合前に3人で打ち合わせをしたの?

G―― うん、練習の時にリッピ監督を交えてね。それから、動き方とフォーメーションの確認を何回かしたよ。僕らにはそれで十分だった。本番ではすぐに練習でやったことを実践できたからね。

パルマにはああいうタイプの選手がいないから、最初は戸惑ったんじゃない?

G―― 戸惑いはなかったけど、パルマでやっている動きとは、かなり違ったのは確かだね。

スコットランド戦の前にリッピ監督から、何か特別なアドバイスはあった?

G―― 監督はチーム全員に「グラウンダーのボールでつないでいけ」、「ワンツーを交えた短いパス交換で早くボールを回していけ」と言ってたよ。つまり、「パスをつないで攻め上がれ」っていう指示だった。

今の代表には、多くのカンピオーネがいる。一緒にプレーする選手で、最も印象に残っているのは?

G―― うーん、困ったな。今の代表には、本当に多くの素晴らしい選手がいるからね。ただ、カリスマ性と強い精神力を持っているのは、ファビオ・カンナヴァーロ、ジジ・ブッフォン、ザンブロッタ、トッティのような“代表の常連たち”だね。それから、スコットランド戦にはいなかったけど、アレッサンドロ・デル・ピエロにも強い印象を受けているよ。彼らには人を惹き付ける何かがある。カンピオーネとして偉大なだけじゃなくて、人間としても素晴らしいんだ。

引退した選手、現役選手を問わず、君が今まで一番大きなインスピレーションを受けたFWは誰?

G―― これもたくさんいるよ。例えば、クリスティアン・ヴィエリ。彼はイタリアサッカー界のシンボル的存在だね。モンテッラも、まだ素晴らしいFWであることを証明する活躍を見せている。カンピオナートでのゴール数を見ても分かるとおりね。

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