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昨年の夏、ルーカ・トーニはパレルモからフィオレンティーナへ移籍した。ヴィオラの一員となった彼は、現在のセリエAで最上級の選手の一人として活躍している。セリエA得点王争いではトップを走り、イタリア代表としても通算16試合に出場して7ゴールを挙げている。 彼には、セリエA得点王獲得以外にも達成したい目標が2つあるという。一つは、偉大なる先輩、ガブリエル・バティストゥータがフィオレンティーナで記録したシーズン最多得点26ゴールを塗り替えること。もう一つは、チームをセリエA4位に導き、チャンピオンズリーグ予備戦への道を切り開くことである。 ドイツ・ワールドカップ出場という大きな目標もある。フィオレンティーナに加入するまでのトーニは、W杯出場メンバー23人に入るかどうか、確率はフィフティーフィフティーの選手だった。招集されるかもしれないし、呼ばれなくても不思議ではないという極めて微妙な立場にいた。だが、今は違う。マルチェッロ・リッピ監督が準備している招集リストのFWの欄には、すでに、アルベルト・ジラルディーノ、アレッサンドロ・デル・ピエロとともに、ルーカ・トーニの名前が書き込まれているはずだ。 フィオレンティーナ入団が決まってからというもの、ヴィオラ関係者は「今夏、デッラ・ヴァッレ・ファミリーが敢行した最も有効な補強」とトーニに大きな期待を寄せた。彼はその期待どおり、チェーザレ・プランデッリ率いるヴィオラの新リーダーとして存在感を示している。彼の武器は桁外れの得点力だけではない。積極的に守備をこなし、味方のためにスペースを作るなど、前線での献身的なプレーでもチームの勝利に貢献しているのだ。 ゴール数の増加とともに、人気も急上昇している。マスコミからは、連日、インタビューの依頼が殺到。同時に、ファッションモデルをしているフィアンセ、マルタ・チェッケットへの関心も日増しに大きくなっている。チェッケット嬢は、今や“トッティ夫人”となったイラリー・ブラージとともに、今年のサンレモ音楽祭にも特別出演して注目を集めた。 |
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