|
|
|
ジャンルイージ・ブッフォンはユヴェントスとともにもう一度、自らの夢に向かって歩むことを決意した。セリエBという名の“地獄”から脱出したとはいえ、ユーヴェがすぐにスクデットを狙えるチームになれるかどうかは疑問である。しかし、ブッフォンはもう一度、あの白と黒のユニフォームを身に着けることを選んだのだ。 インテルに移籍する可能性もあったし、ミランも獲得を狙っていた。その他にも、彼のもとには国外のビッグクラブから多くのラブコールが届いた。彼の心の中には、そのどれかを受け入れたいという気持ちもあっただろう。「世界でもトップレベルのチームでプレーしたい、チャンピオンズリーグに出場したい」。そんな思いを満たすため、今夏、彼はユーヴェ以外のチームを選ぶこともできたのだ。しかし、彼はユーヴェに残ることを選択した。これは一種の賭けと言ってもいいだろう。 セリエA昇格を決めた後のユーヴェ・フロントの動きは迅速かつ賢明だった。それでも、彼らは今も、「チームを5年計画で再生させる」という慎重な態度を崩していない。5年というのは少々大袈裟だが、関係者の多くが心の底で、「1年ではどうにもならない」と考えていることは明らかである。 だが、ブッフォンは違う。彼はセリエA復帰1年目から、すぐにでもビッグタイトルを狙っていくつもりのようだ。GKは人一倍の勇気を必要とするポジション。1934年イタリア大会、38年フランス大会と2大会連続でアッズーリにワールドカップ優勝をもたらした名将ヴィットリオ・ポッツォはこう語っている。「GKほど勇気を必要とするポジションはない。なぜなら彼らの仕事は、敵が足を振りかざすところに自分の顔を持っていくことなのだから」 今夏、ユーヴェ残留という“勇気ある選択”をしたブッフォンが、新シーズンへの抱負を語ってくれた。 |
| 1 / 4 |