本誌記事 WebCALCiO 2002
サブタイトル

昨夏、君の下にはビッグクラブからオファーが届いた。でも、フロントに君を放出する気配は全くなかった。クラブ側のこの態度についてはどう感じた?

A─ 首脳陣が僕の復活を信じてくれていたこと、それからリヴァプール、ユヴェントスといった偉大なクラブからのオファーにもかかわらず、僕をチームに残してくれたことには本当に感謝しているよ。

ザンパリーニ会長とフォスキGMは、君を残留させただけではなく、元イタリア代表のミッコリを新戦力としてパレルモに呼び寄せた。ミッコリの加入については?

A─ 僕とファブリツィオは今後、さらに良いコンビになっていくはずだ。彼は相手選手が予測できないようなプレーをする。それでも、僕には分かるんだ。いつも練習で彼の動きを頭に叩き込んでいるからね。彼をどのようにサポートすればいいのか、少しずつ分かってきたよ。会ってすぐに強いフィーリングを感じた。僕らのプレースタイルは結構似ていると思う。それに、ファブリツィオは人間的にもすごく気さくな男なんだ。しかも彼は昨シーズンまでベンフィカでプレーしていたからポルトガル語が分かる。だから、敵に意味を知られたくない時には、よくポルトガル語で指示を出し合っているんだ。

君とミッコリのコンビが今シーズンのパレルモの新しい武器になるというわけだ。

A─ 確かに僕らは目立つ。おそらくポジションがFWだからだろう。ただし、僕らはあくまでパレルモというチームの一員。だから、チームの勝利のために力を合わせて頑張っていくだけさ。

でも2人の間で、今シーズンどちらが多くゴールを決めるか、賭けたりしているんだろう?

A─ まだやってないよ。ただ、いずれやろうとは思っているけど(笑)。具体的な数字で競争したほうが、お互い切磋琢磨できるから。

「アマウリはイタリアでプレーしているブラジル人選手の中でも指折りの存在だ」という声も出ている。

A─ 待ってよ、カカーやアドリアーノに比べれば、僕なんてまだまださ。もっとも、アドリアーノはまだ不調から抜け出せないでいるようだけどね。彼には心からのエールを送りたい。そのうち、必ずまた偉大な彼に戻るはずだ。

今シーズンはトーニ、ルカレッリ、ビアンキと多くのイタリア人FWが国外に去っていった。得点王を狙うチャンスなのでは?

A─ トッティ、カカー、トレゼゲ、イブラヒモヴィッチ、インザーギ……セリエAにはまだまだ優秀なFWがたくさんいる。それに、セリエAで得点を挙げるのは決して簡単なことじゃない。まずは2桁ゴールが目標。それからのことは、その目標を達成した後に考えるよ。

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