1度でいいから、
インターコンチネンタルカップ
(トヨタカップ)の舞台に
立ちたいんだ
いい時、悪い時ね……。

クレスポ(以下C) ── まさにそういうことなんだ。サッカーに集中して、練習をしっかりやって、自分自身を信じてプレーする。それでも、いい結果が出ることがあれば、悪い結果が出る場合だってある。いい結果が出せない時は、パルマに来たばかりの時のことを思い出すようにしているんだ。僕がパルマに入った頃は、いろいろ言われたからね。「こいつはカンピオーネの器なのか、それとも、“食わせ者”なのか」って。あの頃はきつかったよ。だから、今は何を言われたって気にならないさ。

今シーズンの目標はやはりスクデットかな?

C ── スクデットも……と言っておこうかな。もっと上を目指しているよ。

それはチャンピオンズリーグという意味?

C ── 目標として外すわけにいかないよね。確かに今は厳しい条件がそろっているよ。でもね、2月になったら状況が変わることだってあり得るんだから。(トヨタカップで)ボカがレアル・マドリーを破った試合を見た? 僕はあの時、2つのことをふっと考えたんだ。1つは僕みたいにリーベルで生まれ育った選手にとって、アルゼンチン勢が優勝できたことはうれしかったけど、それがライバルのボカだったので複雑な心境だったということ。2つ目は何だと思う? 僕にもトヨタカップに出場するチャンスがあったということさ。ただ、その直前にカルチョにかっさらわれてしまったけどね。

1996年、ユーヴェがリーベルを1−0で下したゲームのことだね。あの時、君はすでにパルマのユニフォームを身に付けていたよね。

C ── そう。リーベルはリベルタドーレス杯を制覇したんだけど、僕のパルマ行きはすでに決まっていたんで、僕の替わりとしてフーリオ・リカルド・クルースを獲得してトヨタカップに臨んだんだ。ほら、今、ボローニャにいるあのクルースだよ。本来は僕が東京のピッチに立っていたはずなのに……。ただ、僕がカルチョでの夢を選択したんだから仕方ないんだけどね……でも、1度でいいから、インターコンチネンタルカップ(トヨタカップ)の舞台に立ちたいんだ。そのためにも、チャンピオンズリーグを制覇したいね。
チャンピオンズリーグ1次リーグの対シャフタール・ドネツク戦のクレスポ。現在、ラツィオは2次リーグのグループDで2戦2敗の最下位と不振に喘いでいる。
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