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W杯のことに思いを巡らせると
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| アドリアーノ 激しい当たりにも動じない強靭なフィジカルと柔らかなボールコントロール技術を兼ね備えており、ゴール感覚も抜群。左足のパワーには絶対の自信を持っており、迫力あるシュートでゴールを量産する。7歳からフラメンゴの下部組織でプレーしていたアドリアーノがインテルに加入したのは01年夏のこと。当初は経験不足で出番を与えられなかったアドリアーノだが、マンチーニ監督率いるフィオレンティーナにレンタル移籍して頭角を現し、02年からプレーしたパルマでブレイク。この頃からブラジル代表にも定着し、現在はセレソンの主軸へと成長した。世界最高のFWの一人と評価されているが、まだ23歳。最近はチームプレーの面での向上が顕著である。 |
A― これは本当に大事なことさ。最も重要なことと言ってもいいだろう。観客のいないスタジアムでプレーするのはとても難しいんだ。05年のネガティブな出来事を挙げろと言われれば、やっぱり観客抜きで数試合プレーしなければならなかったことさ。観客がいないサッカーなんてサッカーじゃないよ。何か他のことをやっていたような感じさえする。アヤックス戦では大いに燃えてほしいね。僕らに力を与えてほしいんだ。僕らもできることのすべてをピッチ上で見せるつもりさ。サン・シーロでのアヤックス戦がかつてないほどの盛り上がりを見せることを願っているよ。
チャンピオンズリーグがインテルの今シーズンの最大の目標と言うことになるのかな?
A― 僕らの目標は何らかのタイトルを勝ち取ること。現時点で狙っているのはスクデットとチャンピオンズリーグであることに間違いない。ただ、今はカンピオナートのことしか考えていないんだ。チャンピオンズリーグ再開までにはまだ1カ月以上ある。だけど、カンピオナートは毎週行われるからね。今やるべきことはカンピオナートに集中することだよ。
06年という区切りで考えた場合、真っ先に頭に浮かぶのは?
A― そんな聞き方をされたら、“あれ”だと言うしかないだろう(笑)。すべてのサッカー選手があこがれる大会、ワールドカップだよ。06年がW杯の年だということは誰もが知っている。嘘をついても意味がない。たまにW杯のことを考えるよ。僕はインテルの一員としてプレーすることに最大限集中している。でも、家に戻ってカレンダーを見るたびに、W杯のことを考えるのは仕方がないんだ。「あと何カ月で……」なんてちょくちょく数えているのさ。W杯のことに思いを巡らせると感情が高まってくる。何と言っても、自分の力を世界に示す絶好のチャンスだからね。あとは、パヘイラ監督が僕をできるだけ多く使ってくれることを祈るだけさ。セレソンで出番を得るのは大変だからね。特にFWはロナウド、ロナウジーニョ、カカー、ロビーニョなどポジション争いはこの上なく熾烈だ。大会開幕時に最高の体調に持っていくことをパヘイラ監督に約束している。あとは、彼の決定に従うだけさ。
決勝トーナメント1回戦でイタリアとぶつかる可能性もある。
A― どちらかがグループ2位になった場合にイタリアvsブラジルが実現するということだけど、可能性は低いと思うな。ブラジルもイタリアもともにグループをトップで通過することになるはずさ。
両者が勝ち進めば、決勝トーナメントのどこかで対戦が見られるね。
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| 82年スペイン大会の2次リーグで、ブラジルはイタリアに2−3で敗れている |
A― ブラジルvsイタリアとなれば、ファンは喜ぶと思うよ。両者は今まで常に激しいゲームをやってきたからね。ブラジルは82年のスペイン大会でイタリアに敗れている。もしイタリアとやることになったら、スペイン大会とは逆の結果にしたいと思っているよ。
イタリアにも優勝のチャンスがあると思う?
A― もちろんさ。僕自身、イタリアも優勝候補の一つとして見なしているんだ。そう、ブラジル、ドイツ、アルゼンチン、そして、イタリア……この4チームのうちの2チームが決勝に進出すると思っている。
もし、そのうちの一つがブラジルだとすると、もう一つのチームはどこがいい?
A― 開催国のドイツだったら最高だな。ドイツの国中、そしてスタジアムは大いに盛り上がるはずさ。感動的な決勝になると思うよ。
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