本誌記事 WebCALCiO 2002

最高の形でカンピオナートをスタートすることができた

おれは今年、ユヴェントスでの2シーズン目を迎えた。今シーズンは昨シーズン以上に難しい年になるだろう。なぜなら、昨シーズンと同じくらいの結果を残すことが、おれに課せられた最低限の仕事だからだ。いや、今年は昨シーズン以上の結果と内容を求められることになるだろう。

結果ということでは、開幕のキエーヴォ戦では勝利を収めることがチームにとって大切だった。昨シーズンも思ったんだけど、今シーズンのキエーヴォもすごくいいチームだね。この試合では、中盤の選手が積極的に攻撃参加したことがユーヴェの勝利につながった。おれ自身は、トレゼゲとうまくコンビネーションが取れたことがうれしかった。とにかく、最高の形でカンピオナートをスタートすることができて、本当によかったよ。

スクデット獲得の喜びを全身で表現するイブラヒモヴィッチ。セリエA1年目での16ゴールは外国人選手としては快挙と言ってもいい

次の第2節エンポリ戦は、かなりスペクタクルな試合になった。この一戦で、ファンに強いユーヴェを見せることができたと思う。5分間で3ゴールを奪って試合を決めることができたからね。ヴィエラの初ゴールもよかった。ヴィエラは本当にいい選手だよ。それに、トレゼゲのドッピエッタも素晴らしかった。この試合でのおれとトレゼゲのコンビネーションは、完璧と言ってもいいくらいだった。おれはゴールを決められなかったけど、トレゼゲになかなかいいパスを出せたし、自分なりに満足しているんだ。試合内容もよかったし、この試合は本当に最高の出来だった。これを毎試合できるように、これからも頑張るつもりさ。

昨シーズンはスクデット獲得という最高の瞬間を味わうことができた。心からうれしいと思えた瞬間だったよ。トリノの町を凱旋パレードできたことも本当に素晴らしかった。トリノの町のほとんどの人が駆けつけてくれたんじゃないかって思うほど、たくさんの人が集まってくれたんだ。信じられないほど興奮したよ。間違いなく最高の瞬間だったね。

ユーヴェにはすぐに溶け込むことができた。ここには人間的にも素晴らしい選手が集まっているし、幸運なことに、おれはとてもいい性格の持ち主なんだ! いつも明るいし、前向きな性格だから誰とでも仲良くなれるんだ。だから、ユーヴェに移籍した時も、すぐにチームの一員になることができた。ユーヴェはロッカールームでもみんな団結している。きっと、そういうことがユーヴェというチームの本当の強さなのかもしれないね。

今シーズンのカンピオナートはまだ始まったばかりだけど、ウディネーゼ、パレルモ、サンプドリア、フィオレンティーナがいいサッカーをしている。どのチームも結果を出しているしね。ただ、スクデット争いとなると話は別さ。さっき言ったチームはインパクトに欠ける感じだ。やっぱり、インテルとミランのミラノ勢がユーヴェの最大のライバルになるだろうね。両チームとも選手の質、量ともに充実しているから、過密スケジュールだろうと1シーズンを戦い抜く準備ができている。セリエAは本当にハードなリーグだからね。ただ、優勝候補の筆頭にはユーヴェの名が挙がるはずさ。ディフェンディングチャンピオンとして、スクデットが他のチームの手にわたらないように最後の最後まで戦い抜くよ。何と言っても、CAMPIONE D'ITALIA(カンピオーネ・ディターリア)って言葉の響きは最高だからね。

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