本誌記事 WebCALCiO 2002

“ニュールック”がツキを運んできてくれた

いきなりだけど、髪の毛をバッサリ切ったよね。日本だと今の君みたいなヘアースタイルには“気合を入れる”という意味があるそうだよ。君にも何か心境の変化とかあったのかい?

髪を切ったのは、ユーヴェ不動のセンターバック、カンナヴァーロの一言がきっかけに

イブラヒモヴィッチ(以下I)― それは知らなかったな、日本でこのヘアースタイルは気合を入れるということを意味するんだね。でも、特にこれといった意味や心境の変化があったわけじゃない。おれが髪を切ったのはただの偶然だよ。ロッカールームでカンナヴァーロと場所が近いんだけど、おれが着替えている時に、「ズラタンもおれと同じ髪型にしないか? こっちの髪型のほうが格好いいぜ!」って言ってきたんだ。その時、“そうなのか? じゃあ、おれもその髪型にしよう”という感じで髪の毛を切っただけだよ。こうして今の“ニュールック”が誕生したのさ。

髪の毛を切った直後の第24節パルマ戦では、真後ろからのロングボールをディフェンスラインの裏に抜け出してゴールマウスに蹴り込んで、第12節以来のゴールを決めたね。

I― パルマ戦でのゴールは技術的にはそんなに難しいものじゃなかった。単に、前にできたスペースに飛び込んでシュートを打っただけだよ。このゴールは新しいヘアースタイルのおかげかって? どうだろうね。実際にそうなのかどうかは分からないけど、“ニュールック”がおれにツキを運んできてくれたことは間違いないよ。

第24節パルマ戦ではディフェンスラインにできたスペースに抜け出してゴールを決めた
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