本誌記事 WebCALCiO 2002

ユヴェントスに次ぐ2位のポジションをインテルから奪い返したミランだが、もはや、今シーズンのカンピオナートに夢を抱くことはできなくなった。唯一の希望は、来シーズンのチャンピオンズリーグに予備戦抜きで出場する権利を獲得すること。つまり、カンピオナートにおいては、2位の座を確保することがロッソネーロの唯一の願いなのである。

現在、ミランは打倒ユヴェントスを誓っている。首位ユーヴェを追い抜くという意味ではなく、トリノでこの常勝軍団を打ち破ろうと団結力を高めているのだ。3月12日の頂上決戦(と呼ぶには勝ち点差がつきすぎているが)で、ユーヴェを破り、ビアンコネーロの優勝決定を少しでも遅らせようと考えているのである。もっとも、スタディオ・デッレ・アルピでの決戦で、勝利をモノにし、残り9試合での勝ち点差が5、6ポイントという展開になれば、スクデット獲得もあながち“見果てぬ夢”でもないのだが……現実はそう甘くはないだろう。

ミランがユーヴェのスクデット獲得に待ったをかけるためには、カカーの働きが不可欠となる。 今のカカーは輝いている。 完璧なパフォーマンスで決定的な仕事をしている。
このインタビューは、バイエルンとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦直後に行われた。第2戦の結果、つまりはチャンピオンズリーグにおけるミランの今後については次号で語る
ドイツ・ワールドカップ開幕まで残り3カ月を切った。 カカーはW杯でも主役を演じること、そして王者セレソンを再び世界の頂上に導く完璧なパフォーマンスを求められている。 だが、今のところ彼の頭の中にセレソンでのプレーは存在しない。 最低でもミランをセリエA2位に、そしてチャンピオンズリーグでヨーロッパの頂点に導くことしかないのである。 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、バイエルン・ミュンヘンとの第1戦を終えた直後のカカーに話を聞いた。

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