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ブラジル人にとってアドリの能力は絶対的なもの
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| ドイツW杯本番で2トップを組むと予想されるロビーニョ(左)とロナウド。カカーはそのとおりになるかは分からないと話すが…… |
K― もうそんな具体的な話が出ているの? ブラジルは控えも豊富だし、選択肢が多い。さっきも言ったように、数百万人のブラジル人がセレソンを夢見てプレーしている。それに、みんながみんな、ペレやジーコのような“10番”か、センターフォワードとしてゴールを決めたがるんだ。DFやGKをやりたがるブラジル人なんていない。その延長線上にセレソンがあるから、攻撃陣には事欠かないんだ。つまり、W杯の本番で誰がピッチに上がるのか、僕には予想がつかないってことさ。
GKは今のブラジル代表唯一の弱点とされている。ジダはカンピオナートで不安定なプレーを露呈しているし、ジュリオ・セザルはトルドに正GKの座を明け渡している。残るは年齢的に峠を越えたGKばかり……この現状を君はどう見ているんだい?
K― トルドは本当に素晴らしいGKだよ。彼がイタリア代表に選ばれないのが不思議なくらいさ。レギュラーポジション争いということでは、ジュリオ・セザルはツイてなかったと言える。トルドが絶好調だからね。ただ、彼はまだ若い。今は経験を積んでいる最中さ。そういう意味では、今はすごくいい経験をしていると考えるべきだよ。いずれにせよ、将来的には長期間にわたってインテルのゴールマウスを守るはずだろうからね。
パヘイラ監督はジダの不調を危惧している。もしジュリオ・セザルがインテルの正GKのポジションを失わなければ、ジダに代わって彼をセレソンのレギュラーにする予定だったと伝えられている。
K― パヘイラ監督は、いくつかのポジションに関して記者会見などですでに自分の考えを発表している。GKに関しては、ジダがレギュラーで、ジュリオ・セザルがセカンドだということを明言している。今後、パヘイラ監督がその考えを変えるとは思えないけどな。今シーズンのジダは確かにミスが少なくないし、不安定なプレーも目につく。だけど、昨シーズンまでは常に最高のパフォーマンスを見せていたGKだよ。ミランの勝利にも何度となく貢献してくれた。今シーズンの不調が一時的なものであると信じている。W杯では決定的な仕事をしてくれるはずだ。
今年に入って、多くのGKがミドルシュート、ロングシュートへの対応に手こずっているように見える。全体的にシュート力がアップしたと見るべきか、それともGKのレベルが低下したと見るべきか、あるいは最近のボールが変化しやすくなっているせいなのだろうか?
K― 今、君が言った3つの理由すべてが合わさってのことだと思う。ボールの状態はすべて違う。色や空気圧もね。それに、以前に比べてボールが飛ぶようになった気がするな。シュート力のある選手は、以前よりもペナルティーエリアの外からゴールを狙うようになっている。GKの心の準備ができていない分、その選択は有利だよね。
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