本当にジダンは偉大なプレーヤーですよね。 V ―― 彼には観る者を魅了するテクニックがある。しかも、彼は単なるテクニシャンではない。テクニックを効果的に使いこなせるプレーヤーなんだよ。彼のような選手を見出すことは極めて難しいことだろうね。 と言うことは、1600億リラ(約91億円)の投資は無駄ではなかったということですね。 V ―― その価値があるからこそ、その額を支払ったんじゃないか。彼は、間違いなくレアル・マドリーの歴史に名を残すプレーヤーになるはずだよ。 今あなたはレアル・マドリーの歴史と言いましたが、ひょっとすると現在のレアルをプシュカシュ、ヘント、そしてディ・ステーファノの時代のレアル(彼らが在籍した時代は、53−54シーズンから57−58シーズンまでリーグ5連覇、56年から60年までチャンピオンズ・カップ5連覇など世界最強を誇った)と比較しているのでは? V ―― いやいや、そこまでは考えていないよ。あの時のレアル・マドリーは文字どおり神話なんだから。今のレアルがあのレベルに達するには、まだまだタイトルが少なすぎる。 「来シーズン用にシェフチェンコを獲る」とペレス会長は言っていましたよね? V ―― 会長は一般的な話として言っただけだよ。現時点で世界最高のFWとしてシェフチェンコの名前を挙げただけなんだ。我々はエルナン・クレスポやリヴァウドにも興味を持っているしね。 「レアル・マドリー、クレスポとリヴァウド獲得か!?」という記事を書いてもいいですか? V ―― いや。それこそ、一般的な話として言っただけだよ。 昨シーズンとはだいぶ違うようですね。絶対秘密主義ですか?ジダン獲得の際は、情報は筒抜けでしたよね? V ―― あれはジダンが言い出したことだからね。彼が我々に獲得するようにサインを送ってきたんだ。我々は彼の意向に従って行動しただけなんだよ。
V ―― カンピオーネに対する憧憬はディエゴとプレーする以前から持ってはいたよ。まぁ、カンピオーネへのイメージが確立されたのは、ディエゴと出会ってからというのは確かだがね。やはり、ディエゴ・マラドーナは特別な存在だよ。今の選手に、マラドーナ的なものを求めるのは無理な話なんだ。マラドーナに匹敵する選手はこれまでに3人しかいない。ペレ、クライフ、そしてレアル黄金時代を築き上げたディ・ステーファノだよ。 | ||||||
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