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| インタビュー・文●ジャンニ・ヴィズナーディ Interview and text by Gianni VISNADI 写真●兼子 慎一郎、Studio BUZZI Photo by Shin-ichoro KANEKO/Studio BUZZI |
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昨シーズン、最後の最後で、なんとかチャンピオンズリーグ予備戦出場の権利を獲得したミラン。しかし、3位インテルから10ポイント以上も離されての4位という成績では、満足なシーズンだったとは言えないだろう。そしてミランのエース、アンドレイ・シェフチェンコにとっても、昨シーズンは、イタリアに来て以来、いや、彼のこれまでのサッカー人生において、最悪の一年間となってしまったのである。 立ち上がりはそれほど悪くなかった。少なくとも、W杯出場をかけたドイツとのプレーオフまでは、シェヴァ(シェフチェンコの愛称)のモティベーションは高まっていた。しかしそのプレーオフで、ウクライナはルディ・フェラー監督率いるドイツに完敗。しかもシェヴァは、その初戦で鼻骨を骨折してしまった。 セリエAに戻ったシェフチェンコは、敗戦のショックと骨折の影響によって、思うようなプレーができなくなってしまう。1試合1得点という“いつものペース”はすっかり影を潜め、得点王争いから徐々に後退し始める。そして第25節以降は、新たなケガにより、ついに戦列を離れることになってしまうのである。練習中にマルティン・ラウルセンと接触し膝を強打してしまったのだ。ケガで3カ月を棒に振ったシェヴァ。第30節には復帰するも、結局、シーズン終了まで本来の姿を取り戻すことはできなかった。 つまり、01−02年シーズンは、シェヴァにとって“散々な年”になってしまったということだ。もちろん、こういったことは、どんなカンピオーネにも起こり得ることである。シェフチェンコの実力がこんなものではないことは、誰もが知っている。チームメートも、そして相手チームのディフェンダーさえも、「彼はこんなものじゃない」と口を揃える。そして何より、彼がセリエAでこれまでに残した数字が、そのことを如実に物語っている。 チームは着々と変化を遂げているが、このウクライナのストライカーに対する期待だけは、今シーズンも全く変わることがない。アンドレイ・シェフチェンコのリベンジのシーズンが幕を開けた。 |
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