インタビュー・文●マッテオ・マラーニ
Interview and text by Matteo MARANI
写真●グエリン・スポルティーヴォ
Photo by GUERIN SPORTIVO
 
ッテオ・ブリーギの中では、感情よりも理性が上回っている。古の哲学者に喩えるなら、彼は(熱血漢の)プラトンではなく、(冷静沈着な)アリストテレスに近い。物腰、視線、コメント、そのすべてが、とても20歳の青年のものとは思えないのだ。

 ブリーギは、シャイな青年だ。しかし、生まれ故郷リミニで会計学の勉強を続けるため、ユヴェントスからの誘いを断る(99年)など、意志が固いところもある。この夏、ボローニャからユヴェントスに移籍したブリーギだが、今度はパルマのフロントに、マダーマ(ユヴェントスの愛称)との関係を引き裂かれてしまった。パルマ(特にテクニカル・ディレクターのアリゴ・サッキ)が、ディ・ヴァイオの見返りとして、この若いMFのレンタルをユヴェントスに要求したからである。

 ブリーギが笑顔を見せることはほとんどない。受け答えは最小限の言葉で済ませる。当然、失言も少ない。そうした彼の性格は、ピッチ上のプレーにも反映される。彼によれば、「僕の性格、特に僕のファイティング・スピリットはマンマ譲りなんだ」とのこと。

 コッレッキオ(パルマの練習場)で行った彼へのインタビューに移る前に、これだけは明記しておきたい。「もし、ブリーギが代表に定着したならば、アッズーリの中盤はしばらくの間、安泰だろう」と。
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