文●マッテオ・マラーニ Text by Matteo MARANI
写真●グエリン・スポルティーヴォ Photo by GUERIN SPORTIVO
 デル・ピエロ、トッティ、F・インザーギ、ヴィエリ。この4人のうち、誰が、“カルチョのサロン”の最も優れたアーティストなのか? その答えを導き出そうという行為は困難というだけでなく、ほとんど愚かなものである。デル・ピエロは、今や王者ユヴェントスの押しも押されもせぬリーダー。トッティは、ローマのみならずヨーロッパの“王様”の名を欲しいままにしている。ボボは、この世代の中で、最も優れた点取り屋であるし、F・インザーギは、どのチームでも結果を残せるセリエAのミスター100ゴールである。この4人の優劣を決めるということ自体がすでに無理な話なのだ。

 それでも、我々は、この難しい問いの答えを探し出そうとした。その困難な選択を、イタリアで最も優れた10人のジャーナリストの手に委ねることにしたのである。我々は、彼らに「誰が一番好きか」という形で、4人それぞれを10点満点で採点してもらった。テクニックの完成度、戦術的柔軟性、危険度、スタミナなどの点で、最も優れているのは誰か? そうして、我々は、この4人のイタリアの怪物の“王様”を決めることに成功したのだ。この4人のうち、フランスのジダン、スペインのラウールに相当する選手はいったい誰だったのか? 10人のジャーナリストが導き出した答え、それは、“ローマの王子”、フランチェスコ・トッティであった。

4人のカンピオーネを検証した10人のジャーナリストたち
ロベルト・ベッカンティーニ
『ラ・スタンパ』 紙
トニー・ダマシェッリ 『イル・ジョルナーレ』 紙
シャヴィエル・ヤコベッリ 『コリエレ・デッロ・スポルト』 紙
ファビオ・モンティ 『コリエレ・デッラ・セーラ』 紙
ジャンニ・ムーラ 『ラ・レップブリカ』 紙
ジャンカルロ・パドヴァン 『トゥットスポルト』 紙
サンドロ・ピッチニーニ 『コントロカンポ』 誌
ロベルト・レンガ 『イル・メッサジェーロ』 紙
マリオ・スコンチェルティ 『ガッゼッタ・デッロ・スポルト』 紙
リーノ・トンマージ 『グエリン・スポルティーヴォ』 誌
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