2003, odissea nel calcio
ヨーロッパカップ戦
チャンピオンズリーグ、UEFAカップ、
欧州の舞台でイタリア勢が復活
 
今や定例となった記者団を交えた月曜日の昼食会で、ガッリアーニは“イタリアサッカーが上向きであること”を力説した。チャンピオンズリーグにおけるイタリア勢の活躍を受けて語ったものである。チャンピオンズリーグが拡大されて(99−00シーズン)以来、イタリアから出場する4チームが揃って2次リーグに進出したのは今シーズンが初めてのことなのである。

 2次リーグでもイタリア勢は好調をキープしている。インテルとミランは2連勝で勝ち点6、ユヴェントスも勝ち点4で好位置につけている。ローマが2試合終えて勝ち点0と苦しい状況に立たされたものの、3チームが準々決勝進出を果たすことになれば、イタリアサッカー界にとっては十分に喜ばしいニュースである。

チャンピオンズリーグ2次リーグでも、順調に勝ち点を重ねるイタリア勢。なかでも、豊富な戦力を持つミランとユーヴェには上位進出の期待がかかる

 チャンピオンズリーグは2月18、19日に再開されるが、この先、イタリア勢にはリーグ戦(セリエA)の疲労をチャンピオンズリーグに持ち込まないよう願わずにはいられない。世界で最も厳しいリーグを戦うイタリア勢にとって、リーグ戦とカップ戦の掛け持ちは大きなエネルギー消費となるからだ。

 選手層の厚さを見ると、“掛け持ち”にうまく対応していけそうなのはミランとユーヴェである。共に、ターンオーバーを巧みに駆使することで、2つの戦いを乗り越えることができるはずだ。強力なライバルとなるのがスペイン勢とイングランド勢。他に、ボルシア・ドルトムント(ドイツ)とアヤックス(オランダ)がダークホースといった展開になっていくだろう。

 イタリアのチームにとって、今やチャンピオンズリーグの決勝は遠い目標になりつつある。我が国の精鋭が決勝まで駒を進めたのは、97−98シーズン、 ユーヴェがレアル・マドリー(スペイン)に下された時までさかのぼらなければならない。だからこそ、多くの国民が今年こそはイタリアのクラブに決勝まで勝ち進んでほしいと願っている。5月28日、イタリアのクラブがサッカーの聖地、オールド・トラッフォードに颯爽と現れる姿を見たいのだ。イタリアサッカー界が財政危機できしみ音を立てている今だけに、大きな勝利がほしいのである。

 また、忘れてはならないのがラツィオの頑張りだ。ラツィオはUEFAカップのベスト16に進出している。深刻な財政危機の中、カンピオナートだけでなくUEFAカップでも目を見張る活躍を見せる選手たち、そして、指揮を執るマンチーニ監督に盛大な拍手を送ろうではないか。5月21日、ラツィオの選手たちがセビージャのラモン・サンチェス・ピスフアン・スタジアムでカップを天高く掲げることだって十分に考えられる話である。
 
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