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「まずはカカーだよ。彼のテクニックはケタ外れにすごい。それに、チームの勝利に貢献できる選手ということで高く評価すべきだと思う。パルマのアルベルト・ジラルディーノは一皮むけた感じだ。キエーヴォの南米勢、アマウリとサンターナもいいね。キエーヴォのスカウト陣が優秀だということの証明だよ。デ・ロッシ? 彼がサイドのMFとしてプレーしていた時から、その才能には注目していたんだ。ローマがオリヴィエ・ダクールを獲得する時には、『デ・ロッシがいるから必要ない』と言っていたくらいさ」 今、多くの若者がセリエAのショーウィンドーに並んでいる。プレーするたびに彼らの価格は微妙に上下するのだ。ローマのフランコ・バルディーニGMは「デ・ロッシを1000万ユーロ(約13億円)以下で手放すつもりはない」と言う。今や、デ・ロッシはローマの未来に不可欠な選手なのだ。 ジラルディーノの市場評価も急上昇している。解説者のアルド・アグロッピが冗談まじりに言う。「ユーヴェのルチアーノ・モッジGMがジラルディーノ獲得を否定した? ということは、裏ですでに話がついているということだね(笑)。他にいい選手は? そうだね、エンゾ・マレスカはいいと思うよ。ピアチェンツァにレンタルされてプレーしていたが、今シーズンこそユーヴェで大成すると私は踏んでいるんだがね。いずれにせよ、若手の成長に注目しているのはビッグクラブさ。将来を嘱望される選手はすべてビッグクラブに流れてしまうと言っても言い過ぎではない。デ・ロッシ? ブラーヴォとしか言いようがないね」。 ボローニャ、トリノでMFとして活躍し、現在はテレビの解説をしているエラルド・ペッチも、デ・ロッシへの称賛の言葉を忘れない。「若いのにベテランのようなプレーをするね。チームメートへの影響力というか、カリスマ性があるんだと思うよ。他には? そうだな。モーデナのストライカー、ディオマンシ・カマラは興味深いプレーヤーだ。ただ、デ・ロッシと違って、もう2年ほど待った上で判断を下したい選手だね。スピードがあり、難しいプレーを大胆に試みるだけの勇気もある。それに、並外れたゴール嗅覚も持っているよ」。
現役時代はラツィオでウイングとしてプレーしたヴィンチェンツォ・ダミーコも、デ・ロッシに惹かれている男の一人だ。ダミーコはRAI2のテレビコメンテーターとしてU−21 EURO予選の解説を担当し、デ・ロッシのプレーを密着マークしてきた男である。その彼がデ・ロッシを高く評価しているのだ。 「U−23の年代では明らかにナンバーワンだよ。それにしても、今のU−21には良い選手が多い。ガエターノ・ダゴスティーノも良い素材だし、パオロ・カンナヴァーロも将来有望なDFだよ。これまでのパオロは常に“ファビオの弟”という形容詞が必要だったが、今はもうその必要はない。パオロ・カンナヴァーロとして独立したという感じだよ。ジュゼッペ・スクッリ、マルコ・ボリエッロなど、FW陣にも将来有望な選手が多い。惜しむらくは、彼らがリーグ戦でプレーする機会がほとんどないことだ。ジラルディーノはそこそこプレーしているが、他の選手にいたっては全くチャンスが与えられていないからね。これでは宝の持ち腐れになってしまうよ」 |
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