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| レーガ・カルチョの会長とミランの副会長を兼任するガッリアーニ |
ミランのガッリアーニ副会長は、レーガ・カルチョの会長でもある。1クラブの重役がリーグの会長職を務めることに対し、異議が唱えられるのは当然のこと。レーガの決定がミランの意向のままに動くことを恐れる声が強いのだが、ガッリアーニが会長になってからの2年間で、セリエAの大きな決定にミランの意向が反映されたことはない。
レーガ内での発言力ではミランに劣るユーヴェだが、ユーヴェのロベルト・ベッテガ副会長は、ヨーロッパの名門14チームで構成する“G14”の会長として、ヨーロッパサッカーに大きな影響力を行使している。
ミラン、ユーヴェはともに、イタリア国内ではレフェリーの有利なジャッジを享受するチームだといわれている。特に、ユーヴェは判定に関する疑惑が付き物。もちろん、ユーヴェ側はレフェリーへの働きかけを完全否定している。ところで、レフェリーが人気チームに有利な判定を下してしまう傾向について、スポーツ心理学者は、“心理的隷属感”という言葉で説明している。レフェリーの心の奥底に潜む強いチームへの憧れや尊敬の念が、無意識のうちに現れてしまう現象によるものだというのだ。
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レーガを支配するミランとヨーロッパを視野に入れたユーヴェ。ここは、レフェリーの“ミスジャッジ”で相当な勝ち点を拾っているユーヴェの目に見えない影響力に軍配を上げよう |

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| ユーヴェのモッジGMはその手腕から“カルチョメルカートのドン”と呼ばれる |
ミランの組織は前述のように、ベルルスコーニが会長職を辞任した後、会長は不在。トップの座にいるのが、副会長のガッリアーニで、その意向を受けてカルチョメルカートの責任を全うするのがアリエド・ブライダGM。この2人の下でカルロ・アンチェロッティがチームの指揮を執るというシンプルな構造となっている。
一方、ユーヴェの組織図はかなり複雑だ。ジョヴァンニ・アニェッリ、ウンベルト・アニェッリの死後、ユーヴェの会長職に就いたのは、フランゾ・グランデ・ステーヴェンス。ステーヴェンスは、単に、アニェッリ・ファミリーとクラブのリエゾン(つなぎ役)にすぎない。クラブの運営に直接かかわるのは、ベッテガ(副会長)、アントニオ・ジラウド(取締役社長)とルチアーノ・モッジ(GM)の3人である。ユーヴェの実質的な経営は、94年以来、10年以上にわたって、“3頭体制”に委ねられているのだ。さらに、ユーヴェの経営上の軸となっているマーケティング部門はロミー・ガイに委ねられている。
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ユーヴェの強力な3頭体制の勝利 |
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