パルマの中心街からのどかな田園風景を越えたところにコッレッキオという町がある。
パルマラットの本社と本社工場がある町である。
そして、パルマラット本社から車で5分くらい行くと、
3年前にできたパルマの近代的練習場がある。
田園の中に際立つ超モダンな練習場。
これこそ、パルマの現実なのである。
文●ルイジ・ロニョーニ&ミーノ・モランディ text by Luigi ROGNONI & Mino MORANDI
写真●マウリツィオ・ボルサーリ photo by Maurizio BORSARI
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パルマは今や、パルマラットの“強力商品”となっている。しかし、チームは昔からの雰囲気を失ってはいない。今でも、ストレスなしでサッカーをプレーできるという雰囲気は漂っている。ジュゼッペ・ヴェルディのアリアの一節を口ずさみながらスタジアムに向かうファンだって未だに存在する。だが、今のパルマを昔と比較すると、“勝利”に執着せざるを得ない状況に追い込まれているというのも事実である。近代サッカーに要求される資金と勝利の相関性の中で、パルマは微妙に揺れ動いているのである。

プロヴィンチャ(田舎の意味)でありながら、タンツィ・ファミリーの号令の下、パルマラットという巨大な資本がうごめくパルマ。プロヴィンチャでありながら、常にスクデット争いに加わることを義務づけられているパルマ。プロヴィンチャでありながら、UEFAカップを制覇したことがあるパルマ……。 プロヴィンチャとビッグの狭間に位置するクラブ、それがパルマなのだ。
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