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| 驚異的なハイペースで得点を量産するバティストゥータ。 トッティとのコンビも得点増加に拍車をかけている
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エメルソン長期欠場の穴を埋めた、
“ローマのダイナモ”トンマージ |
70分に1得点という脅威の平均得点率を誇っているにもかかわらず、ナカタ同様、“控え選手”という肩書きに甘んじているモンテッラは、たびたび不満をぶちまけてはいるものの、ヴィチェンツァ戦とレッジーナ戦ではチームに3ポイントをもたらす貴重なゴールを決めている。また、やや成長が止まった感のあるデルヴェッキオだが、守備ではかなり役に立っている。以前よりゴール数こそ減ったが、相手フリーキックやコーナーキックの際に彼の“体格”がローマの大きな防御役を果たしているのだ。昨シーズンまでのローマにとって、痛い目にあったゴールのほとんどがFKから生まれていたことを考えれば、彼のDF面での貢献度は抜群である。フリーキック、コーナーキック自体を“プレゼント”してしまう回数が激減しているのも事実で、これはまさにセンターバック、サムエルの功績と言えよう。ボカ・ジュニオールスとアルゼンチン代表の大黒柱である彼を獲得するために、ローマは370億リラ(約18億5000万円)を、1年間前払いで捻出しなければならなかったが、それだけの投資に見合うだけの選手であった。彼は、すぐにチームに溶け込み、リーダーの器であることを示したのだ。特に空中戦で相手を寄せつけないサムエルの存在はエリア内では不可欠なものとなっている。レッジーナ戦(第6節)でボグダニにヘッドでゴールを決められたが、サムエルがこの試合に欠場していたことが原因と言えなくもない。そして、彼のパートナーは、再生したザーゴ。カペッロは、彼に対する評価を誤っていたことを“暗に”とはいえ認めている。オフシーズン、インテルからパヌッチを獲得することに固執していたカペッロは、ザーゴをオリンピアコスに売り払うつもりでいた。だが、結局交渉は“お流れ”となり、ザーゴはローマとの契約を延長。モンテッラ、ナカタ同様、ザーゴの場合も、彼らに移籍を思いとどまらせることができたのは、センシ会長の配慮と力量の賜物と言われている。
また、開幕前に最大の問題と懸念されていたエメルソン長期欠場の穴は、見事なまでに返り咲いたダミアーノ・トンマージが埋めている。彼こそローマのダイナモであり、攻守の切り替えとなるデリケートな中盤を豊富な運動量で切り盛りするMFである。カペッロは、トンマージをイタリア代表に復帰させるよう声高に叫んでいるが、序盤戦の活躍を見る限り当然の“報酬”のように思われる。
こうして見ると、今のところ、ローマ最大の悩みは、GK問題かもしれない。ティフォージとフロントは、レギュラーのアントニオーリのことをまったくと言っていいほど信頼しておらず、相変わらずフィオレンティーナのトルド獲得に執着している。カペッロは、お気に入りの彼をかばってはいるものの、このような雰囲気ではアントニオーリに動揺を与えてしまう恐れは十分にある。
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