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November 2002
悲喜こもごもあった移籍騒動や放映権問題も一段落し、ようやくセリエAが開幕しました。きっと、今シーズンも選手それぞれがホットなゴシップを提供してくることでしょう(常連のボボ君、コスタクルタ&マルティーナ・カップル、よろしく!)。おおっとそうだ、今回のゴシップは、一部の読者の方々には不快(?)と思われる内容が掲載されているので、くれぐれもご注意を(そう言われると見たくなるって?)。
写真●高橋 在、グエリン・スポルティーヴォ
 Photo by Ari TAKAHASHI/GUERIN SPORTIVO

今夏のメルカート最大の話題は
何と言ってもロナウドの移籍。
実はいろいろとウラ事情がありまして……?

ロナウドを取り巻くいろんな(欲ぶかそーな)人間が原因じゃないの?
 インテルファンに裏切り者扱いされながらミラノを後にし、レアル・マドリーに移籍したロナウド。様々な噂は飛び交っていたが、まさか本当にロナウドが移籍するとは誰も予想していなかっただけあって、大きな驚きを呼んだ。しかし、なぜロナウドがインテルを去る決意をしたのかは、未だ明らかにされていない。「サッカーも日常生活もイタリアより気楽で楽しいスペインに行きたかったのだろう」という説が一般的な見方だが、本当はもっと深い(?)事情があるという。あくまで憶測に過ぎないが、そのうちのいくつかを紹介しよう。


そういえばこんな時期もありました
〈ロナウド移籍・ウラ事情その1〉
ロナウド愛人説
 ゴシップ誌によると、その後ミレーネ夫人との夫婦生活があまりうまくいっていないロナウドは、元フィアンセの金髪モデル、そう、あのスザーナ嬢と不倫関係になっている(!)らしい。スザーナは現在、マドリッドでTVタレントとして活躍しており、ロナウドがレアル移籍を望んだのは、ズバリ、スザーナのそばに行くのが目的だとか。以前から不倫のことを知っていながらも、見て見ぬふりをしていたミレーネ夫人は、夫のレアル移籍が決まったと聞いた瞬間、ショックで2時間泣き続けたという。ロナウドから移籍決定の知らせを受けたのは、ミレーネが所属していたミラノ近郊の女子サッカークラブ、フィアンマ・モンザのチームバスで移動の時。彼女を慰めようとするチームメートには、「せっかくこのチームで活躍しようと思ったのに、夫についてスペインに行かなければならない。悲しくて涙が止まらないわ」と言ったそうだが、真相はロナウドが愛人のもとに行くことによって、夫婦関係が崩壊すると思ったからではないかと言われている。


〈ロナウド移籍・ウラ事情その2〉

ミレーネ愛人説
 別の噂によると、その後ロナウドとの夫婦生活があまりうまくいっていないミレーネ夫人は、昨シーズンまで夫のチームメートだったクラレンス・セードルフ(現在ミラン)と不倫関係だったという(本当だったらさらにショッキング!)。ロニーがリハビリに専念している間、夫に全く相手にされなくて寂しい思いをしていたミレーネが、当時ロナウド家に出入りしていたセードルフに慰めを求めたのがコトの始まりだとか。その後、妻の浮気を知ったロナウドは、インテル幹部にプレッシャーをかけセードルフを放出してもらうことに成功した(そんな理由で移籍させるかね?)。しかし、セードルフの所属チームが変わっても、彼の住む町が変わったわけではないので、ロナウドは、妻とその浮気相手を完全に切り離すには自分たちがミラノを出るしかないという結論に至った。チームバスで移動中に夫から移籍決定の連絡を受けたミレーネが泣き続けたのは、愛人のセードルフと会えなくなる悲しみを表していた……とか。

ロニーの浮気話はよく(?)聞くけど、ミレーネ夫人とセードルフ(写真右)って…。ロニーとミレーネはお互い様ってこと?

 ちなみに、妻帯者であるセードルフは、ミレーネとの不倫の噂を公式のプレス発表の場で断固否定した。「なんともバカげた話で、単なるでっち上げにすぎない。私と私の妻は、ロナウド夫妻と家族ぐるみのつき合いがあった。ただそれだけさ」と言い切ったセードルフは、世間に対してロナウドとの友情関係を証拠づけようと思ったのか、マドリッドに所有する豪華マンションをロニーに提供した。「オレがレアルにいた頃に住んでいた家だ。ロニー、よかったら使ってくれ」「ありがとう、クラレンス。君の好意に感謝しているよ」というような会話があったそうだが、結局、ロナウドは別の場所に住居を決めた。なんでも、ミレーネがセードルフのマンションに住むことに猛反対したそうだ。やはり、(元)愛人を思い出すのが辛かったのだろうか!?


〈ロナウド移籍・ウラ事情その3〉

金に目がくらんだ説
 ロナウドは、単に金目当てでレアル・マドリーに移籍した。これは、インテリスタ全員が、そしてイタリアのサッカーファンの大半が思っていることだ(実際、これが事実に近いのかも)。モラッティ会長曰く、「ロナウドは(移籍を決心した)本当の理由を私に言わなかった。クーペル監督との意見の不一致がどうのこうのとかも言っていたが、私が思うにそれは単なる言い訳に過ぎない。考えられることはただ一つ。それは、金銭的な計算に基づいて移籍をしたということだ。しかし、ロナウドはレアルに移籍することによって得をするように思っているみたいだが、私に言わせれば、彼は計算を間違えている。逆に、損をするのではないかね? 違約によるスポンサー撤退の損失分、500万ドル(約6億円)も払ってもらわないといけないしね」とのこと。しかもレアルとの契約には、ロナウドが再び膝を故障して戦線離脱した場合、復帰するまで給料が支払われないという条件が含まれているのだ。


〈ロナウド移籍・ウラ事情その4〉

里帰り希望説
 ロナウドの弁護士、ジョセップ・オリオラ氏の発言によると、実はロニーは、古巣バルセローナに移籍することを希望していたという(ていうか、ロナウド取り巻き多すぎ)。「W杯期間中、ロナウドとバルセローナのガスパール会長は日本で会談しました。バルサ幹部はロナウドの移籍を望んでいたので話は成立するかと思われましたが、最終的にはファン・ハール監督が反対したので、この話は流れてしまったのです。しかし、ロナウドがバルセローナに戻ることを望んでいたのは確かです」とのことなのだ。そうだとすると、ロニーは第2の選択として、レアルを選んだということになる。ということは、『ウラ事情その1』で取り上げた“愛人スザーナ嬢のいるマドリッドに行きたかったロナウド”説は、全部デタラメじゃん!?(そりゃそうか)


「インテルに感謝してるもん。でも、バイバ〜イ」
〈インテルファン怒りのコメント〉
ロナウドは狂った!?
 何はともあれ、ロナウドに完全に裏切られたと感じているインテルファンの怒りは高まるばかり。そのため、すでにレアルは、仮にチャンピオンズリーグでインテル(ないしはミラン)とぶつかることになった場合、ミラノで行われるアウェー戦ではロナウドを遠征メンバーから外すことを決めたぐらいなのだ。インテリスタを代表して、インテルファン歴38年のルイージさん(ミラノ在住、建設作業員)の怒りの発言を紹介しよう。「アイツの面は二度と見たくない。オレたちはアイツのケガが治るまでの2年間、愛情を込めて支え、復帰するのを待ってきたんだ。みんなが『ロナウドはもうダメだ』と言ってる時も、アイツを信じて祈り続けてきたんだよ。W杯の時もイタリアがあんな風に負けて悔しかったけど、ロナウドが活躍して本当にうれしかった。ヤツはオレたちの大きな愛情のおかげで、ケガから復帰したんだ。そしてW杯の得点王に輝いた。オレたちは『これで、今シーズンこそはロナウドがインテルを優勝に導いてくれるだろう』って思ってたんだ。当たり前だろう? ところがどうだい、アイツはのぼせ上がってしまった。正直言って、あのヘンテコな髪型にした時、オレはちょっと不安になったんだ。『ロニー、なんか狂ったんじゃないのか?』ってね。案の定、オレの不安は当たっていた。W杯優勝と共にアイツはすっかりいい気になって、感謝の心を失ってしまった。オレたちの愛情にそっぽを向いたのさ。金に目がくらんでね。最低だよ。よくもあんな最低なヤツを、オレたちは一生懸命応援してきたもんだ。ウチの会長もみじめだね。しかし、一番かわいそうなのはインテリスタの子供たちだよ。少年にとって、ロナウドは純粋なヒーローだったんだ。アイツは罪のない子供の夢までぶっ壊したんだぜ。許せるかよ、そんなヤツをよ!」インテルファンの心境を語るのに、これ以上のコメントはないだろう。


〈レアルの待遇〉

スターもただの人
「わーいレアルだ、うれしいな」
 ところで、スーパースターが勢揃いしているレアルだが、イタリアのビッグクラブに比べると、はるかに各選手が同等に扱われている。いくらロナウドであろうと、インテルにいた時のような特別扱いは許されないのだ。まず、インテルではロナウドの代理人ということで、練習所や合宿所を自由に出入りしていたピッタ&マルティンスの2人組は、レアルでは、試合当日のスタンド席以外はすべて立ち入り禁止とされた。長年ロナウドのパーソナル・トレーナーを務めてきたミウトン“フィレ”ペトローネ氏も、「レアルには十分、優秀なスタッフが揃っていますので」ということではじき出されてしまった。また、親戚にプレゼントするために自分の名前と背番号が入ったシャツ20枚をチームフロントに頼んだロナウドは、その料金をしっかりと請求され驚いたという。「選手は特別に、販売価格の2割引です」と言われ、ロニーはしぶしぶ財布を開けたそうな(あぜんとしたロニーが想像できますな)。さて、すったもんだの末に移籍したロニーの今後はいかに?

ロニーにも聞かせたかった?
フィーゴも感動したローマ法王の
ありがた〜い(心に痛い)お説教。
「天にまします我らが父よ、
え〜と…」
 チャンピオンズリーグの対ローマ戦を戦うため、イタリアにやってきたレアル・マドリー。彼らは試合の前日に、ローマ法王を訪問した。ローマ郊外のカステル・ガンドルフォ市にある法王の別荘を訪れた、ペレス会長を筆頭とした65名に及ぶレアル御一行は、一人ひとりヨハネ・パウロ2世にひざまずいて挨拶し敬意を表した。この時、法王にはレアル・マドリーの名誉会員証が手渡されたが、実は数年前にレアルの宿敵、バルセローナも同じように会員証を捧げていた。これによりヨハネ・パウロ2世は、世界で唯一、レアルとバルサ両チームの会員となったのだ。一方、レアル一同には、法王から祝福の証としてロザリオが一人ひとりに手渡された。フィーゴはそのロザリオを握り締めながら、「とても信仰深い人間である私にとって、この日は一生忘れられないだろう」とコメントしたとのこと(へぇ〜、全然そんな風には見えないけど、フィーゴって信仰深かったんだあ)。ちなみにジダンはシンプルに、「素晴らしい経験です」と発言したそうな。そして、会見の締めくくりにスポーツをテーマとした説教を行った法王は、選手たちに「誠実な精神を保ち、欲得の誘惑に負けないように」と忠告した。ローマ遠征には参加しなかったロナウド。法王の説教を受けられなかったのはなんとも残念……!?

今回は駐車違反でパチリ。
ヴィエリはパパラッツィにとって
ネタを提供してくれる大事な人
ところで、
車停めてドコ行ってたの?
 相変わらずイイ仕事っぷりを見せる(?)イタリアのパパラッツィは、ミラノ市内の街角でクリスティアン・ヴィエリの意外な一面をキャッチした。写真のとおり、ボボ君は愛車の“ニューMINI”を駐車違反ゾーンに堂々と停めた。案の定、間もなくそこにお巡りさんが登場。ヴィエリが車に戻ると、警官はすでに違反チケットを書き込んでいる最中である。こういう場合、大抵のイタリア人はいろいろな言い訳を述べて見逃してもらうように必死に努力するのだが、しかし、ボボ君はどうだろう、文句一つ言わず、反省の色を感じさせるような態度で警官がチケットを書き込み終わるのをおとなしく待っているではないか。なんせイタリアのこと、「お巡りさん、今度ゴールをあんたに捧げるからさー、見逃してよ」とでも言っておけば駐車違反ぐらい取り消してくれるのに……(お巡りさん、もしかしてミランファン?)。っていうか、ボボ君の収入からして、駐車違反の罰金なんて屁でもないのかもね。

またローマの選手がやっちゃいました。
カペッロ監督のヒヤヒヤは
ピッチ上よりも道路です。
以前は自分も事故を起こしているカンデラ。車が廃車になってもあんまり怒れない?「ムムム、ジェビィ、て、てめぇ〜」
 またまた、ローマの選手が自動車トラブルを巻き起こした!(以前は、トッティ、モンテッラ、カンデラにカッサーノ……)この度、ローマ市交通警察の始末書に名前が載ったのは、ローマDFのジョナタン・ゼビナ。夜明けにローマ郊外の住宅街を猛スピードで走っていたゼビナは、急に車のコントロールを失い、道路脇に設置された大きな金属製ゴミ箱を数個はね飛ばした後、宣伝看板のポールに激突した。奇跡的にゼビナにケガはなく、巻き添えとなった通行人もいなかったが、車はメチャクチャに破損。しかもその車(高級なフェラーリ575!)は、自分の物でなく、なんとチームメートのヴァンサン・カンデラに借りたものだったのである。また、ロマニスタの間では、交通事故そのものより、朝練習を控えた選手がそんな時間まで遊んでいることのほうが問題視されたが、ゼビナは「チームの不調、そして自分が最近、ロマニスタにブーイングされることが気になって寝れなかった」ために、明け方まで友だちと飲んでいたのだと弁解した(それって、言い訳になるんかいな?)。プレーでもミスが目立つゼビナ君、ミスを犯すのは道路よりピッチのほうがまだいいんじゃないの?

アレックスのニュースタイルの
ポイントは、“こだわりモミアゲ”。
実はコレ、あの方とお揃い?
よく見るとホントにソックリ。
しかし…やっぱりルックスは大事
 いきなり丸坊主にして女性ファンにショックを与えたものの、その後、短髪もなんとなく馴染んできたデル・ピエロは、最近、髪型よりも(何年か前のように)モミアゲにこだわっているようだ。数年前は細〜く揃えた、(勝手に)名付けて“糸モミアゲ”だったが、最近は太く伸ばしたモミアゲを頬の真ん中あたりでスパっと斜めに切った、鋭いデザインのもの(正直、この形のモミアゲをどう呼んでいいのかわかりません。読者の方でウイットに富んだ人、ぜひ命名してくださいな)。しかし、「さすがデルピー。個性的〜!」と叫ぶのは、ちょっと待った。この一見ユニークなモミアゲ、実はアレックスのチームメート、マルク・ユリアーノと一緒じゃありませんか! ユリアーノがデル・ピエロを真似たのか、その反対か? それとも2人で仲良くお揃いにすることを決めたのだろうか(ユリアーノってよく人に絡んでるし、「アレ、お揃いにしよー」とか?)。そんなの、似合ってればどっちでもいいって?

話題騒然、怒り再燃!?
イタリアでのモレーノバッシングは
多岐に渡って継続中。
 W杯で注目を浴びた後、こりずに(?)エクアドルリーグで地元チームに有利な判定をした疑いで、20試合の資格停止処分が下されたバイロン・モレーノ主審。FIFAが(ようやく?)最近数カ月の判定について調査を行うことになったが、イタリアではあの日(忘れたくても忘れられない、あの6月18日……)以来、“モレーノ”は憎き極悪人の象徴となっている。

 アッズーリの敗退直後、インターネットでモレーノを皮肉った加工写真などが出回っていたが、その後モレーノの生活が急に豪勢になったという日本の某週刊誌による告発記事がイタリアでも話題を呼び、更に最近の疑惑事件もあって、韓国vsアッズーリ戦から3カ月以上経った今でも、モレーノ・バッシングは一層盛んになっている様子。ネットでは、アンチ・モレーノ専門サイトが立ち上げられ(www.moreno.digi-web.it)、モレーノを批判する掲示板などが盛り上がっている。なかでも、加工写真ギャラリーには200点近い作品(あまり見たくない?)が集められ、けっこう笑えるものもある(ビン・ラディン風モレーノ、ヒトラー風モレーノ、便器の中のモレーノなどなど)。
専門サイトの一つ(www.studenti.it/games/moreno/)では、『モレーノをやっつけろ!』というミニ・ゲームがあり、左パンチ、右パンチ、アッパーカットでモレーノ主審を殴ってボコボコにするなんていうのもあるのだ。ゲームと呼べるほどのものでもないが、ストレス解消の意味でアクセスする人がやたら多いとか。広告業界もイタリアにおけるモレーノの知名度(?)を認識したのか、自動車メーカーのCMに、モレーノそっくりの役者をレフェリーの格好で採用している。モレーノ(もどき)審判が大勢の怒り狂った人に追いかけられ、街中を走って逃げている。そこへ、自動車メーカーの助言。「あんた、車あったほうがいいんじゃないの? 今だったら、割引キャンペーン実施中ですよ」(しっかし、イタリア人のウイットって……)。更に、シチリア島のとある町では、海岸沿いの大通りに新しく設置された公衆便所に、モレーノの名前を付けることが決められた(そんな名前のトイレ、入りたい?)。イタリアでは、道や建設物に歴史上の人物にちなんだ名前を付ける習慣があるが、サッカーのレフェリーの名が使われるのはこれが初めて。もちろん、公衆便所に人の名前が付けられるのも史上初(!)である。モレーノがどれだけイタリア人に憎まれているのか、容易に想像がつくだろう。

W杯のイタリアvs韓国戦がコトの始まりでした

金をもらってるだとか、脅迫されているとかいろいろ言われました

え、モレノカード?
持つとお金持ちになれるの?
何でもあり状態、みんな何気に楽しんでる気がするけど


「逆らうやつはみんなレッドだ…!」とか?
 
…うぇっぷ。
食事中の方、スイマセン!
これやりすぎ!