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音楽CDを作成するにあたりユーヴェ一同が挑戦した曲は、“イタリアの井上陽水”とも言える超有名なシンガーソングライター、ルーチョ・バッティスティの名曲『Il mio canto libero』。ハイキーなボーカルで知られるバッティスティの曲だけあって(しかも、ファルセットの部分もあり!)、「サッカー選手に歌えるのかいな?」と首を傾げる人も多かったが、出来具合はどうしてどうして、なかなかのものなのである。大半の選手は合唱だけで、ごくわずかの選手がソリストとして活躍しているのだが、まずトップで歌い始めるのが、なんとあの“ピヨピヨ声”(ごめんね! アレックス&ファンの皆様)のアレッサンドロ・デル・ピエロ。だが、逆に彼の高い声が高音の曲に合っているというか、話す時より断然サマになっているのだ(またまたごめん!)。お次のソロはアントニオ・コンテ。これもなかなかの出来で、ちょっと渋めの演歌歌手といった感じ。続く3番バッターは、「オレ以外に誰が歌うねん!」と言わんばかりに登場した、普段から「サッカー選手を引退したら歌手になりたい」と公言しているチーロ・フェラーラ。さすがフェラーラ先生、結構、長く歌い続け、しかも1番の歌の最後にあるファルセット部分を見事に歌い上げた(これがまた、かなり様になってるんだな〜)。続く2番は、ジャンルイージ・ブッフォンのソロで始まる。なかなかパワフルな歌いっぷりで、そのまま大合唱のサビへ。サビが終わると、今度はジャンルーカ・ザンブロッタのソロ。ザンブロ、ちょっとリズムが焦り気味だけど、それなりに味のある歌いっぷりを披露し、1番ではフェラーラが受け持ったファルセットも(ややぎこちなく)クリア。ここでまたしてもサビの大合唱があり、その後の間奏は、これまた意外にもジャンルーカ・ペッソットが独唱。ストリング・アンサンブルの軽やかな伴奏の中、ロマンティックでデリケートな感じのパートを知的なペッソットはさりげなく歌い通し、そして曲は大合唱のエンディングを迎える……。 最近の録音技術だと、多少の音程やリズムのズレは簡単に直せてしまうらしいが、それにしてもユーヴェ選手諸君のパフォーマンスには脱帽ものである(特に昨シーズン、ローマの選手たちが歌った『イマジン』の出来を思うと、なおさら!?)。サンレモ音楽祭は生演奏が原則とされているため、ゲストで出たユヴェントスの選手たちも生で歌うのではと期待されていた。だが、ソリストの一人であるデル・ピエロがインフルエンザで出演できなかったため、残念ながらライブ・パフォーマンスは実現せず、代わりにCD収録の場面が取り込まれたミュージック・ビデオが、ステージに並んだユーヴェ選手陣の頭上のビッグスクリーンで流された(フェラーラはサンレモの大舞台で生で歌えなかったことを非常に残念がっていた、とのウワサ)。何はともあれ、このCDの売れ行きはかなりいい様子で、すでにヒットチャートにも顔を出している。ちなみに売上金は、トリノの“Gaslini”小児科病院に寄付されるとのこと。こんなCDなら、ファンは大歓迎だよね。
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| イタリアでは、サッカー選手がテレビのショーガールとつき合うのが一種のトレンドになっていることは、このページの愛読者ならご存知のはず。というか、イタリアは、“なんちゃって”ショーガールがやたらと多い。最近、地方の若い娘さんたちがショーガールになること(そして、サッカー選手とつき合うこと?)を夢見て都会にやってくるのが社会現象となり、問題視されているぐらいなのだ。ただ、テレビのショーガールといっても、何でも同じわけではない。その中にはきちんと(?)ランクがあるのだ。それでは今回は、ショーガールの花道をご説明しよう(え? いらないって? まあまあ、そう言わず)。 まず、若い娘さんたちが最大の目標とするのは、大人気の風刺ニュース番組『Striscia la notizia』の“Veline”(“速報娘”の意味)と呼ばれるショーガールに選ばれること。ちなみに、クリスティアン・ヴィエリの元カノ、エリザベッタ・カナリス嬢もこの番組での仕事を土台として、芸能界に進出した。次に彼女たちが夢見る(?)のが、人気クイズ番組『Passaparola』のショーガール6人組“Letterine”(お馴染み“アルファベット娘”)のメンバーになること。過去の“アルファベット娘”の一人は、シルヴィオ・ベルルスコーニ(イタリア国首相兼ミラン会長)の子息と婚約したし、現役メンバーであるイラリー・ブラージ嬢がトッティとつき合っているのは皆さんご存じのこと。また、同じく現役メンバーのフェデリーカ・ヴィッラーニ嬢は、ユヴェントスのユリアーノと交際中だし、同僚のコズマンナ・アルディッロ嬢はピッポ・インザーギとデキているとウワサされている。ご覧のとおり、“アルファベット娘”になる価値は十分にある(?)のだ。 イタリアのテレビを観ていると、“速報娘”や“アルファベット娘”以外にも数え切れないくらいたくさんのショーガールが出てくるが、最近かなり話題を呼んでいるのが、日曜日のサッカー・バラエティ番組『Quelli che il calcio』の“Schedine”という10人組のショーガール。直訳すると“サッカーくじ娘”というグループ名の彼女たちは、意味もなくニコニコしながら踊ったりするのは他の番組のショーガールと一緒だが、それ以外にも重要な(?)役割を果たしているのだ。サッカー関係の皮肉や、風刺が利いたギャグが特徴のこの番組では、彼女たちの存在もパロディーの一つとして設定。「この子たちが他の番組のショーガールに負けず、サッカー選手とつき合えるようにしましょう」という企画が立ち上げられ、番組では、彼女たちに、選手に喜ばれるような会話を教えたり、スタジオにゲスト出演した選手との“お見合いごっこ”をセッティングしたり、実際にサッカー選手(現在サンプドリアのステーファノ・ベッタリーニ)と結婚している女性司会者、シモーナ・ヴェントゥーラに、「サッカー選手と日常生活を過ごす方法」に関するアドバイスを受けたりするのである。
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“サッカー選手大好き”サマンタ・デ・グレネ嬢を覚えているだろうか? そう、以前ピッポ・インザーギ、トッティ、ココを“モノにした”経験を持つ、あのテレビタレントのサマンタ嬢である。その後、カルチョ界からちょっと遠ざかっていたかと思われたサマンタ嬢だが、最近は、なんと、自らラツィオのマスコット・ガールを名乗り出て、ラツィオ関連のチャリティー・イベントなどに出席したりしていたのだ! しかし、ラツィオの正式なマスコット・ガールは、2000年のスクデット獲得の際にオリンピコで“半”ストリップを演出し、セクシーな下着姿をファンに捧げた女優のアンナ・ファルキ嬢である。そもそもサマンタ嬢、以前に「私はローマファンなの」と主張していませんでしたっけ? 当然、アンナ嬢からは「あの女は何を考えているのかしら。私は子供の頃からラツィオを応援してきた、真のラツィアーレなのよ」と非難の声が上がった。しかし、そんな“口撃”には全く動じないサマンタ嬢。「以前、ローマを応援していたことは事実よ」と堂々と認めながらも、「でも、今は違うの。人って、気持ちが変わることもあるでしょう?」と反論(確かにいろんな選手とつき合ってきたもんね、サマンタさんは)、「それに、ファルキさんが何を言おうと私には関係ないわ。私はラツィオの皆さんととても親しい関係だし、ラツィオのマスコット的な存在であることをとても誇りに思っているわ」とのことなのだ。しかし、サマンタ嬢のこと、もしかしてラツィオの選手とすでにデキちゃってるのでは? これに対し本人は、「いいえ、選手とはつき合っていません」とあっさり否定。しかし、そこにはスゴイ真実が隠されていたのだ。とある情報によると、サマンタ嬢は選手とはつき合っていないかもしれないが、現在、あのロベルト・マンチーニ監督と不倫をしているらしい……!?(それにしても、やっぱりサッカー関係者が好きなのね)
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| セリエAのスタジアム風景に“欠かせない”モノと言えば、発炎筒である。しかし、この発炎筒、イタリアの法律で「競技場内に持ち込み禁止」とされている。では、サポーターは、どうやって入り口で警備員のチェックをごまかしているのだろうか? 方法は色々とあるのだろうが、あるコモのサポーターが使った手は、あまりにもユニークで新聞の記事にもなった。その男、パニーニの入ったビニール袋を持ってクルヴァの入り口にやってきたのだが、そのパニーニがあまりにも巨大だったため、警官の目を引いた。「オレは腹っぺらしでねぇ」と弁解する男の言い分を信じ切れなかった警官が、その場でパニーニの中身を調べてみたところ、ハムとチーズと一緒に、発炎筒も入っていたそうな。“発炎筒サンド”はもちろん没収され、男は1年間のスタジアム出入り禁止を命ぜられた。さすがカルチョの本場、やることにもファンタジーアが溢れてる! |