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November 2003
誰もが気になるサッカー選手ランキング。今回は“カッコ良さ”から“ハゲ”まで、いろいろと調査された模様です。ちなみにイタリアで一番カッコいい選手はネスタに決定! ユニフォームが変わっても、髪を切っても、サマになるってことですね! 魅力のないサッカー選手では、カーンがぶっちぎりの独走態勢を築いてます(あだ名もゴリラだし)。さらに、日本では見られない広告も一挙に掲載しちゃいました。
写真●高橋 在、グエリン・スポルティーヴォ
Photo by Ari TAKAHASHI/GUERIN SPORTIVO

ヨーロッパで一番カッコいい
サッカー選手は、やっぱりベッカム。
気になるのは、ハゲとロン毛の
勝敗のゆくえですな
魅力的なのは…
 世界有数の調査会社「TNS」が、ヨーロッパのサッカーファン1200人(男性6割・女性4割、年齢層は20歳から50歳)を対象に、サッカー選手の魅力について大々的なアンケートを行いました。イタリア、フランス、ドイツ、イングランドの4カ国、それぞれ300人に聞いたところ、総合部門で最も魅力的とされた選手は、デイヴィッド・ベッカムと出ました(20パーセント以上の支持率。やっぱりね〜)。2位はジネディーヌ・ジダン、3位に我がセリエAのアレッサンドロ・ネスタ。同時に、“最も魅力に欠ける選手”という調査も行われたのですが、ダントツ1位が、ドイツ代表兼バイエルン・ミュンヘンGKのオリヴァー・カーン(顔、怖いからね〜)。悲惨だけど、カーンに続いてこのランキングの2位に“輝いた”のが、なんとジェンナーロ・ガットゥーゾでした(ガッちゃん、かわいそ〜)。

ハゲ vs ロン毛
 “美しい”側に戻ると、イタリア国内部門では“最も魅力的”とされたのが、これまたネスタ君(支持率12パーセント)。続く2位は、支持率10パーセントで、パオロ・マルディーニ、及びイタリアでは絶対的な美男子とされている、ステーファノ・ベッタリーニ(現在、サンプドリアで柳沢のチームメート)。4位がファビオ・カンナヴァーロ(9パーセント)、5位には6パーセントのアレッサンドロ・デル・ピエロとフランチェスコ・トッティが並んでます。7位はクリスティアン・ヴィエリ(5パーセント)、8位はジャンルイージ・ブッフォン(3パーセント)。その後、2パーセントの団子状態で並んでいるのが、ピッポ・インザーギ、ロベルト・バッジョ、フランチェスコ・トルド、ビリー・コスタクルタ、ジャンルーカ・ザンブロッタ、などなどの顔ぶれでした。

 ちなみに、イタリア国内でこのアンケートに協力し、結果を発表したのが、www.capellichefare.itというサイトなのですが、これって直訳すると……“髪の毛、どうしましょう・ドットコム”という意味。つまり、脱毛症の悩みや治療法をテーマとしたホームページなのです。案の定、一部の調査のキーポイントとなっているのが“髪の毛”で、「最も好感の持てるヘアースタイルは?」とか、「長髪とハゲ、どちらの選手が魅力的か?」などのアンケート結果も出てるのです。

 ベスト・ヘアースタイルの1位はなんと、ガブリエル・バティストゥータ。2位がネスタで、3位が長髪の時のF・カンナヴァーロ(正直言って、イタリア人のセンス、わかりません)。ロン毛vsハゲ比較調査の結果は、ロン毛の勝ちとなりました。ですが、対象とされた選手のリストを見ると、ロン毛組はバティストゥータ、ネスタ、マルディーニら。これに戦いを挑むハゲ組は、キメンティ(ユーヴェのサブGK)、スタム(ラツィオDF&アダムズ家一員)、バッロッタ(セリエA最年長のモーデナGK)など。その結果、圧倒的に長髪組の勝利っていうのも、なんか髪の毛の問題じゃないような気が……。

 最後に、これまたなんか奇想天外なアンケートによるランキングがありまして、“髪の毛がもっとあったら、見栄えが良くなるだろう選手”というもの。下からいくと、15位から13位はミッコリ、F・インザーギ、ヴィエリ(確かにボボ、最近一生懸命伸ばしてるもんな)。12位から10位は、スタム、ディ・ヴァイオ、ベッタリーニ(あれ? ふさふさじゃなかったっけ?)。9位から7位が、バッロッタ、コリーニ、ロナウド(ロニー、スキンヘッドが一番似合うのにな)。6位から4位が、コンテ、キメンティ、F・カンナヴァーロ(短髪ファビオはウケないのかな?)。

 ということで、ついにトップ3の発表です。3位はジダン(まあ、ジダンがハゲてなかったら一層カッコイイだろうな、と思う人がいるのはわからないでもない)。2位はキエーヴォからローマに戻ってきたGKクリスティアーノ・ルパテッリ(確かに、髪の毛があるルパテッリって、どんな顔なのか見てみたい)。そして、いよいよ1位です。「もっと髪の毛があったらいいのに、と思う選手は誰?」と聞かれた人の20パーセントが答えたのは、なんと“デル・ピエロ”なのです! アレックス、坊主頭にするのはもうやめようね。

やっぱりなぁ、って感じの
ボボとピッポ。何はともあれ、
友情は大切に!
 先月号の『ゴシップでカルチョ』で、昔から大親友のピッポ・インザーギとボボ・ヴィエリが、ナンパのライバルとなってしまい、ケンカしたというウワサが流れたことについてお伝えしました。その後、代表のウェールズ戦に向けた合宿で二人は久しぶりに会い、しっかりと握手して男らしく仲直りしたのです。この直前、ボボは、「オレとピッポはケンカなんかしてねぇよ」と言ってましたが、アッズーリの合宿で、この件について聞かれたピッポは「これに関しては、話したくない」と、真顔でノーコメント。つまり、ケンカ説はまんざら嘘ではなかった、ってことなのです(全くのガセネタだったら「そんなん、デタラメだよ〜」の一言で済むわけだよね、ピッポ君)。何はともあれ、ちゃんと話し合って友情を再確認したピッポとボボは、その後、ウェールズ、セル・モン(セルビア・モンテネグロのことです、念のため)を相手に仲良くプレーし、ゴールの後、昔みたいに抱き合ってはしゃいでました。よかった、よかった。

 ところで、ピッポとボボのそれぞれの女性関係はその後、どう発展したのでしょうか? エリザベッタ・カナリス嬢とは、マジに別れちゃった様子のボボは、最近(もちろん、ショーガールの)ヴァレンティーナ・パーチェ嬢とデキてるとか。ちなみに、このヴァレンティーナ嬢は、ついこの間までオートバイ・レーサーのマックス・ビアッジとつき合っていたことで知られています。そのマックス・ビアッジはヴァレンティーナ嬢の前、あのグラマー女優のアンナ・ファルキ(そう、最近コラーディとデキてるって騒がれていたヒト。もう別れちゃったらしいけど)とつき合っていたのです。世の中って、なんか狭いもんですね。

 さて、話はちょっとそれてしまいましたが、ヴィエリ君はエリザベッタ嬢を諦めてヴァレンティーナ嬢に乗り換えたという話ですが、一方のピッポ君はどうなってるんでしょう? 最新ゴシップによると、あれやこれやしているうちに30歳になったピッポは、現在、“大人の女”を求めているらしく、年上の金髪タレント、ステファニア・オルランド嬢(34歳、バツイチ)を口説き落とそうと必死だとか。
もう仲直りしたお二人さん。同じ女性を狙うのはやめようね〜

ヴィエリと破局したエリザベッタ嬢。
今度のお相手も強靭な肉体がウリの
彼、なんだそうです
 ボボと(本当に?)別れたエリザベッタ・カナリス嬢は、今シーズンも日曜夜の大人気サッカー生番組『コントロカンポ』の常連ゲストとして出演。当初の企画では、“ヴィエリの彼女”ということでキャストに組まれ、ボボとの関係を通して選手たちの裏ネタなどを提供するはずだったのに、破局してしまった今では“ただの”おネエちゃん。キレイな格好して椅子に座って、たまに(思い出したかのように)サッカー評論家たちの議論に口を挟んで、ムードを和らげる役割なのです。

何かイイことあったのかな〜って、
ヴィエリの元カノと!?
 そのエリザベッタ嬢、実は最近、ヴィエリに代わる彼氏を見つけたそうなのですが、それがなんと、サンプドリアのエース・ストライカー、ファビオ・バッザーニらしいのです! 『コントロカンポ』にバッザーニが出演した際に出会ったそうで、どっちかというとエリザベッタ嬢がバッザーニに一目惚れして、積極的に攻め込んだとか。「ベッドの上では、ボボは誰よりもサイコー。だから、離れられないの」とおっしゃっていた、肉体関係重視派のエリザベッタ嬢。身長186センチ、体重80キロで、ヴィエリ(185センチ/82キロ)に限りなく近い、立派な体格&突入精神(?)の持ち主のバッザーニ君。ヴィエリの後釜として、彼を忘れさせるぐらいの満足感をお嬢様に与えることは果たしてできるのでしょうか!?

おっさんらと戯れる選手たち。
みなさん、なかなかの演技を
披露してますよ!
 まるで恋人同士のようにゴンドラに乗り、笑みを浮かべてヴェネツィアの運河を行くトルドとインテルファン(男性)。タイタニックの主人公たちみたいに、船首で両手を広げて、幸せそうに風を浴びるネドヴェドとユーヴェファン(おじいちゃん)。ヒマワリに囲まれた、夢みたいなシチュエーションで、楽しそうにブランコに乗るミランファン(おっさん)を、後ろから愛らしく押してあげるピッポ・インザーギ。ラツィオファン(青年)と自転車に2人乗りし、アベックみたいに公園で遊ぶシモーネ・インザーギ。まるでロミオとジュリエットのごとく、バルコニーでうっとりしているロマニスタ(ヒゲもじゃオヤジ)に、マンドリンを弾きながらロマンティックなセレナータを捧げるモンテッラ……。
 これは、“サッカー界のホモ”とはなんの関係もありません、念のため! 実は上記の不思議なシーン、イタリアで今シーズンから大半のゲーム放映権を獲得した有料チャンネル『SKY TV』のCMなのです。“あなたがサッカーを愛してるなら、サッカーはあなたを愛してます”というのがキャッチフレーズ。ビッグクラブの選手たちが、ロマンティックなラブソングが流れる中、各チームのファンを恋人のように扱う、ってことなのです。
 CMのラストは、これまたイタリア映画のワンシーンみたいな設定で、田舎の駅から出発する電車に乗ったファンたちを、選手たちが涙ぐんでお見送りする、というもの(特に、動き始める電車を切ない表情で追いかけるトルドの演技は、笑えます!)。最後の最後に、ホイッスル(!)を吹いて電車の出発を告げた駅長さんが帽子を脱ぐと、それはコッリーナさんだった、というオチなのです。まことに残念ながら、このCMを日本で見る可能性は極めて低いでしょうが、イタリアのあらゆる雑誌に載りまくっている写真バージョンをここに提供します。どうぞ、お楽しみあれ。

再び登場のトッティ本。
豪華メンバーによる笑い話は
必読です!
自分だけじゃなく、監督までもが笑いのネタになっちゃってます
 イタリアで空前のベストセラーとなり、世界でも話題を呼んでいる『トッティの笑い話』本から、いくつか日本語に訳しても意味が通じる小話を先月号でもご紹介しましたが、読者の皆さんからの反響に応え、今月も掲載することにしました! この度は、トッティ以外にカペッロ監督やローマのチームメート、そしてラツィオのマンチーニ監督なども登場する、いかにも“ローマっぽい”笑い話です。
『 インテリジェンス・テスト 』
サッカー協会にて監督会議を終えたファビオ・カペッロとロベルト・マンチーニが、立ち話をしている。
カペッロ 「マンチーニ君、君のラツィオはなかなかやるじゃないか。成功の秘訣はなんなんだい?」
マンチーニ 「カペッロさん、秘訣なんて簡単ですよ。頭の良い選手を起用するんです」
カペッロ 「しかし、頭が良いか悪いか、そう簡単にわかるものかね。君はどうやって見分けているんだい?」
マンチーニ 「簡単ですよ。質問をして、賢い答えができるかテストをするんですよ」
カペッロ 「ふむふむ、それは興味深いね。ちょっと、具体的な例を示してくれんかい?」
マンチーニ 「いいですよ。今、ウチのステーファノ・フィオーレ君に電話してみますね」
マンチーニは、カペッロにも聞こえるように、スピーカーフォンでフィオーレに電話をかける。
マンチーニ 「フィオーレ君? マンチーニだ」
フィオーレ 「はっ、監督。なんのご用でしょうか?」
マンチーニ 「フィオーレ君、このなぞなぞの答えを言いたまえ。君のお父さんとお母さんに子供がいて、それが君の兄弟ではないとしたら、それは誰だろう?」
フィオーレ 「監督、答えは簡単ですよ。それは、僕です!」
マンチーニ 「そのとおりだ。フィオーレ君、ありがとう」
カペッロは深く納得した様子。
カペッロ 「なるほど。これは選手の頭の良さを判定するのに最高の方法だ。私もさっそく、採用してみようではないか」
マンチーニの“インテリジェンス・テスト”がよほど気に入ったのか、カペッロは翌日、トリゴリア・ローマ練習場で自軍選手の頭の良さを試すことにする。まずは、トッティを呼ぶ。
カペッロ 「フランチェスコ、ちょっと」
トッティ 「なんスか、監督。FKの練習っスか?」
カペッロ 「違う、違う。ちょっとテストをしたいんだ。簡単な質問に答えてくれたまえ」
トッティ 「いいっスよ、監督。なんスか?」
カペッロ 「フランチェスコ、君のお父さんとお母さんに子供がいて、それが君の兄弟ではないとしたら、それは誰なんだろう?」
沈黙するトッティ。
一生懸命考えるが、答えが全くわからない様子だ。
トッティ 「ええっと……。父さんと母さんの子供だけど……オレの兄弟じゃない……、誰っスかねぇ!? 監督、すいません。ちょっと考える時間、もらっていいっスか?」
カペッロ 「もちろんだよ、フランチェスコ。答えは練習が終わってからでもいい」
トッティはチームメートと合流し、カペッロの質問について語る。
トッティ 「おぅ、みんな。監督の頭がおかしくなっちゃったみたいだぜ。なんか変な質問をするんだ。君のお父さんとお母さんに子供がいて、それが君の兄弟ではないとしたら、それは誰かって」
チームメートも一生懸命考えてみるが、答えは出てこない。 マルコ・デルヴェッキオも、ヴァンサン・カンデラも、アントニオ・カッサーノもお手上げ状態。 そこで、トッティは用具係のマリオにも同じ質問をする。
トッティ 「おぅ、マリオ。よく聞けよ。あんたの父さんと母さんに子供がいて、それがあんたの兄弟じゃないとしたら、それが誰なのかわかるかい?」
用具係のマリオはすかさず答える。
マリオ 「それは、オレだよ、オレ」
ようやく謎が解けたトッティは、得意そうにカペッロのところへ行く。
トッティ 「監督、答えがわかりました!」
カペッロ 「そうか、そうか。では、言ってごらんなさい」
トッティ 「用具係のマリオ、です!」
カペッロ 「なんだ、君は本当に頭が悪いね。正解は、ラツィオのフィオーレだよ!」

ロナウドの(元)夫人の
ロナウジーニャことミレーネ嬢が爆弾発言。
これは実際、どーなんでしょうか?
電撃離婚が報じられた後のコメントだけに、なにか怖いものが……
 ロナウドとは別れた様子のロナウジーニャ嬢が、ブラジルの新聞のインタビューで、いきなりものスゴい発言をしてくれました。「女子サッカーの世界では、レズビアンという関係はよくあるもの」と言い切った(元)ロナウド夫人は、「全く知られていない事実ですが、男子サッカー選手の間でも、ホモは少なくない」と、何気なくつけ加えたのです。「何はともあれ、大事なのはピッチでの活躍。プライベートでの行動や、性に関する趣味はどうでもいいはず」と、(これまたさりげなく)コメントしてインタビューを終えたロナウジーニャ嬢。ですが、イタリアで長年プレーした挙げ句、スペインに移籍したロナウドの妻として、果たしてどんな(とんでもない)事実を知ったのでしょうか? いったい、誰がホモってこと? ロニーのチームメート? インテルの? それともレアルの? もしくは、他チームの選手のこと!? ロナウジーニャ嬢が言うとおり、確かにそういうことはまさしく個人の自由。でも、この発言が人々の好奇心をくすぐったのは、言うまでもないですよね。