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ゴシップ de カルチョ

世界最有力経済誌『フォーブス』が、今年もサッカー選手の長者番付トップ10を発表しました。2009年度の収入が対象で、1位は誰もが納得! デイヴィッド・ベッカム様なのです。チームからの給料以外に、アディダスやモトローラとのスポンサー契約、そして、アルマーニの広告出演収入なども含めますと、ベッカム様はざっと4000万ドル(約40億円)も稼いだことになるとか。2010年度はケガのためワールドカップに出場できなくなったことも影響してか(南アフリカには帯同するようですけど)、スポンサーが減って収入もぐぐんと下がる見込みとはいえ、やっぱベッカム様ってスゴイっすね!

2位はクリスチアーノ・ロナウドですけど、総収入が“たったの”3000万ドル(約30億円)。ナイキやコカ・コーラ、そして、ベッカム様と同じくアルマーニのスポンサーがついていても、まだまだ先輩にはかなわないってことですな。3位が年収2500万ドル(約25億円)でカカー、4位が2500万ドルにちょっぴり届かないロナウジーニョ(ロニーも頑張ってますねぇ)、そして、5位には2400万ドル(約24億円)のティエリ・アンリ(こんなにもうかってるなんて知りませんでした!)がランクイン。6位が2000万ドル(約20億円)のリオネル・メッシ(もっともうかってるかと思ってました)、7位と8位がチェルシーのフランク・ランパード(1700万ドル=約17億円)とジョン・テリー(1600万ドル=約16億円)で、9位は1600万ドルを少し下回るズラタン・イブラヒモヴィッチ。そして、10位が1500万ドル(約15億円)のスティーヴン・ジェラードでした。いやはや、この不景気なご時世なのに皆さん、ずいぶんともうかってますねぇ。それにしても、イタリア人選手が1人もいないってのが、なんか寂しいです。


W杯直前に、なぜかあっちこっちの週刊誌に顔を出しているアルベルト・ジラルディーノ。しかも、常に奥さんのアリーチェさんと娘さんのジネヴラちゃんも一緒で。やっぱ、みんなの期待はセンターフォワードにかかってるからでしょうかね? でも、ジラ君は「南アフリカは僕が選手としてどれだけ成熟したかを見せる舞台になるだろう」とは言うものの、「以前はゴールを決められないと、翌日もその翌日もナーバスになっていたけど、今は娘の顔を見るだけですべて忘れてしまう。サッカーより大切なことが人生にはあるんだな、と思えるようになりました」と語っております。もしかして、ゴールへの執着が低下しちゃってるんじゃありません!? しかも、「長女がだいぶ大きくなったから(もう2歳半です)、実はW杯が終わったら2人目を作る計画なのです。アッズーリの結果がどうであろうとね」ともつけ加えてるんですよ。大会後のほうが楽しみな感じで、死に物狂いでゴールを狙いにいきそうな雰囲気じゃないかもしれませんな、こりゃ。


イングランドの公式ユニフォームを手掛けるアンブロが、これまでW杯で優勝を果たした国を象徴するカジュアルシャツを発表しました。“TheWorld Champion Collection”と名づけられたこのシリーズは、ブラジル、イタリア、ドイツ、アルゼンチン、ウルグアイ、イングランド、フランスの7カ国をテーマにしたデザインになっています。そのプロモーションには各国の現役選手の美人パートナーがモデルとして出演しているのです。

さて、誰が出ているのかと言いますと、こ〜んな顔ぶれです。

フランス: ガエル・クリシ(アーセナル)の妻、シャルレーヌさん
イングランド: ピーター・クラウチ(トッテナム)の彼女、アビィー・クランシー嬢
ウルグアイ: ディエゴ・フォルラン(アトレティコ・マドリー)のフィアンセ、サイラ・ナーラ嬢
アルゼンチン: パブロ・モウチェ(ボカ・ジュニオルス)の恋人、ルリ・フェルナンデス嬢
ドイツ: マルセル・ヤンセン(ハンブルガーSV)の妻、ジュリアさん
イタリア: アルベルト・ジラルディーノ(フィオレンティーナ)の妻、アリーチェさん
ブラジル: ジュリオ・セザル(インテル)の妻、スザーナさん

カルチョ的に気になるのが、イタリアを代表してるのがジラルディーノ夫人のアリーチェさんだってことですよね。やっぱジラ君って、夫妻で旬の人なのかな? でも、ジラ君、大会期間中は子作りのことはあまり考えないようにして、とりあえず得点することに専念してよね。


マリオ・バロテッリ選手がイタリア版『VANITYFAIR』誌の表紙を飾りました。W杯が迫る中、イタリアの国旗をマントのようにまとって、肌の色はともかく“正真正銘のイタリア国民”であることをアピールしております。この度はマルチェッロ・リッピ監督に招集されなかったことを残念がる人が多い中、まだ20歳になっていないバロテッリ君は意外な告白をしました。実は、すんごくホームシックになりやすいタイプで、家族や親友と離れて2日以上暮らせないらしいのです。「小さいころからそうだったんだ。その癖を治すために両親は僕を林間学校なんかに行かせてたんだけど、すぐに耐えられなくなってマンマに電話して、家に帰りたいって先生にお願いしたことを覚えてるよ」と語るマリオ君。ある時、甘やかしてはいけないと思ったマリオ君のマンマが迎えに行くことを拒否したところ、彼は大暴れして手当たり次第、物を破壊したとか。「破壊って言ってもさ、ドアを1枚蹴り破ったのと、あと他にもなにかぶっ壊しただけだよ」(“だけ”って君、それでも十分に迷惑なトラブルなんですけど……)

要するに、もしW杯に招集されていたら、1カ月以上も実家から離れて過ごすことになるので、そんなことはマリオ君には耐えられないことだということなんでしょうね。「確かに、かなり厳しいものになっていただろうな。なんとか我慢することができたとは思うけど、どうだろうなぁ。いや、招集されなかったんだから、そんなこと考えてもしょうがないんだけどさ。もし呼ばれてたら、結構苦しんでいたと思うよ」。ちなみに、怖い物は「幽霊と飛行機」と言うマリオ君、南アフリカ行きのメンバーに選ばれてたら、マジでとんでもない騒動になってたのかも?


南アフリカW杯真っ最中の6月19日に結婚するアントニオ・カッサーノ選手は、女性誌『Donna Moderna』の独占インタビューに応じて、「彼女のおかげでオレは変わった」と改めて発言。最愛のカロリーナ嬢がどれだけ貴重な存在なのかをまたまたアピールしました(ま、昔だったら女性誌に取材されるなんてあり得なかったことを思うと、エライ変わりようですけど)。「カロリーナに出会って、オレは救われたのさ。彼女と一緒にいると平静な気分でいられるんだ。バカなことをしなくて済むようになったんだよ。こうなってなかったら、オレなんて今ごろ刑務所だろうな」とまで言い切ってます、アントニオ君。しかも、トラブルメーカーの大先輩として、新世代の問題児であるバロテッリにアドバイスまでしちゃってます。

「アイツは根はいいヤツなんだけどさ。感情の起伏が激しすぎるんだよな。似てるから、オレには分かるんだ。オレが19歳の時なんて、ヤツよりか何倍も悪かったよ。完全にクレイジーで誰の言うことも聞かなかったし。でも、その後にツケが回ってきた。オレはなにも勝てなかったからね。マリオは先輩たちの言うことをちゃんと聞き入れて、オレの二の舞を避けるべきだ」と、すっかりオヤジ臭いことを口にしているのです。「オレはしょっちゅうマーリア・アッズーラのことを思ってるんだけど、マーリア・アッズーラはオレのことを無視し続けるんだよな」と嘆くカッサーノ君、素晴らしい結婚式を挙げて招集されなかった寂しさを吹き飛ばしてちょうだい!


まずは写真をご覧下さい。これはチャンピオンズリーグ決勝戦の表彰式の直後に撮影されたものです。インテルの選手や関係者たちが順番でトロフィーを手にし、記念写真を撮り合ったりしている中、ヴェスレイ・スナイデルだけは缶ビールを片手に、満足げな微笑みを浮かべてピッチをウロウロしてました。バイエルンに完勝してビッグイヤーを天に掲げた後、サンダルつっかけてサンティアゴ・ベルナベウの芝生の上を歩きながら、冷えたビールをグイっと……。これ以上の快感って、考えられますでしょうか? この写真のスナイデルがうらやましいっす。


いきなりですけど、ウオッシュレットって日本特有のもので、西洋ではほとんど普及していません。 でも、一度体験した外国人が病みつきになってしまうケースがけっこうあるみたいなのです……。 なんと、あのディエゴ・マラドーナも“ウオッシュレット依存症”だそうで、アルゼンチン代表の南アフリカの合宿所の監督専用トイレにも装備してほしいと要求したとか。

大会が終わって、その便座をオークションに出したら、あのファブリツィオ・ミッコリが大金はたいて競り落とすんじゃないですかね? 

それはそうと、自国のラジオ局のインタビューに応じたマラドーナ監督は、もしアルゼンチンが優勝したら「オレは素っ裸になって、ブエノスアイレスの中心街を走り回るよ!」というトンデモナイ約束をしたのです。いくら“ピーベ・デ・オーロ”(スペイン語で“ゴールデンボーイ”)といえども、見苦しい“フルチン・デ・オーロ”ばかりはやめてほしい、という声があっちこっちから上がってるらしいですが。


ミラノでなかなかニーズに合うアパートが見つからなかったサミュエル・エトオ選手が、ようやく自分に相応しいと感じる“手頃な”住居を見つけて購入しました。中心街にあるビルの最上階に位置する3つのアパートをつなげた巨大な物件で、街全体を見下ろすテラスも含めてその面積はなんと、1000平方メートル! お値段のほうは1700万ユーロ(約20億円)だったと言われてます(ミラノのゴージャスな物件を扱うエリート用不動産会社に言わせると、「それほど高くない値段設定なので、エトオ様は良いお買い物をなさったのでは」とのこと)。エトオ君の新しいマイホームの住所を見ると、これまたビックリすることがあります。通りの名前が“トゥラーティ通り”なんですよ。これって、ミランの本部がある通りじゃありませんか!? 現に、エトオ家のテラスからは宿敵クラブの事務所の窓が、そして、アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役のオフィスが、バッチリと見えるそうなのです……。

ところでエトオ君、ファッション界のバイブル『VOGUE』誌のメンズ版『L'UOMO VOGUE』に特別記事が載って、写真では色んなパターンの服装をしてモデル気分を満喫しちゃってます。「かなり重症のファッション・アディクト」と自称するエトオ君にとって、最高の経験だったんじゃないでしょうか。


イングランド代表のファビオ・カペッロ監督は、選手たちの奥さんやフィアンセ(「Wifes And Girlfriends」を略して“WAGS”と呼ばれている女性たち)のことを「ヴィールスだ!」と呼んで毛嫌いし、合宿とかに彼女たちが出入りするのを頑として認めようとしませんでした。確かに、06年W杯ドイツ大会の時は、イングランドが拠点とする小都市にWAGSが乗り込んだせいでパパラッツィやゴシップ記者がびっくりするほど押し寄せ、世俗的なムードが漂う合宿地になってしまったんでしたっけ。カペッロさんは、当初はWAGSが同じ町に滞在することすら禁止するつもりでいたらしいのですが、大会の開幕が近づくとともに少し考えを変えたみたいで、選手たちがパートナーと過ごすのを認めることにしたそうなのです。

英国の有力紙『The Independent』のインタビューで指揮官はこう述べています。「実は先日、リッピと意見交換を行いましてね。06年のW杯でリッピさんは選手たちに家族やフィアンセと過ごす時間をしっかり与えていたそうで。試合の翌日は家族も一緒にみんなでバーベキューをやったりして、それが一段と団結心を高めたとのことなのです」

リッピ監督の“戦略”がドイツでは最高の成果をもたらしたのを見て、カペッロさんはすかさず真似することにしたわけですね。イングランドの選手たちは、“鬼軍曹”(カペッロさんのニックネーム)の考えを変えさせてくれたリッピさんに感謝していることでしょう!