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 2004.09.15
自国クロアチアのテレビでは以前から代表戦の解説者として活躍する元ミランMFのズヴォニミール・ボバン。今シーズンからイタリアでセリエAのコメンテイターを務めることになったボバンは、始まったばかりのシーズンをこう分析した
「ミランは選手のラインアップとしては一番だけど、今年はスクデットを獲ることはないんじゃないですかね。どちらかというと、昨シーズンの悔しさもあることだし、チャンピオンズリーグを優先するような気がします。インテルは、私に言わせればDF陣と中盤の間のバランスが不安ですね。別に僕がライバルのミランにいたからではなくて、本当にそこを疑問に思うから言うんですよ(笑)。イブラヒモヴィッチとカペッロのユヴェントスは、どっしりと安定してるかんじがしますね。ローマですか? おもしろそうなチームですけど、優勝を争うことはないと思います」

ブレッシャ戦でユヴェントスの今シーズン初ゴールを決めたパヴェル・ネドヴェド。デル・ピエロの正確なCKに見事ヘディングで合わせて……というわけでもなかったそうな。ネドヴェドはこうコメント
「僕のゴールですか? マジ、自分でもどうやったかわからないんです。なんか、ボールが頭に当たった、てなかんじですかね(笑)」

サンプドリアvsラツィオで決勝点となったPKを決めたラツィオFWのパオロ・ディ・カーニオ。PKが与えられた際、誰が蹴るかでいがみ合うディ・カーニオとシモーネ・インザーギの姿が目にされたが、試合終了後、テレビインタビューに応じたディ・カーニオはこう発言した
「あれはね、オレにとってすごく重要な場面だったんだ。イタリアに戻って始めてのゴールになるわけだったからね。シモーネが『PKは僕が蹴るって、監督も言ってたじゃないか』ってわめいてたけど、オレは譲るつもりなんて、かけらもなかったね。あんなに強引にPKを蹴りたがって、しくじるのが怖くなかったかって? まあ、一瞬『これを外したら、みんなに袋叩きにされるわな』とは思ったけどね(笑)。でもオレはね、このユニを身につけていれば、怖いものなんてなんにもないのさ!」

その後、ディ・カーニオとインザーギは話し合い、仲直りしたとか。シモーネはこうコメント
「パオロとは、なんの問題もないです。次のPKは、僕に蹴らせてくれるって約束してくれましたし。僕と彼で、一回づつ交代で蹴ることにしたんです」

“代わりばんこPK”の件について、ディ・カーニオはさらにこうつけ加えた
「そう、この次はヤツの番だよ。でも、ローマ・ダービーのときにウチにPKが与えられたら、順番もクソもないね。絶対にオレが蹴る。何が何でも、オレが蹴るんだ。ヤツが文句でもあるもんなら、頭突きをかましてやって黙らせるよ(笑)」

ローマvsフィオレンティーナのキックオフ直前、ピッチの中央で円陣を組むローマ選手の光景があった。これはイタリアでは見慣れない儀式のため、話題を呼んだ。ローマGKのイヴァン・ペリッツォーリはこうコメント
「いいですよね、試合前にああいうことやるの。お互いに気合いを入れて刺激になるし、サポーターにも『オレたちは一丸なんだぞ』って印象を与えらることができるし。誰が提案したのかって? あ、あれはキャプテンの提案ですよ。トッティが『今度から円陣組もう』って言って来たんです」

フィオレンティーナ戦の後半、ベンチに下げられたトッティ。『交代に不満そうな表情をしていた』というコメントもあったが、実のところ本人が力尽きていたとか
「とんでもなくしんどかったんだ。ほんと、つらかったよ。オレのコンディションはまだ、30パーセントぐらいなんだ。まあ、これからは良くなっていくばかり、ってことさ」

ジャンフランコ・ゾラ率いるカリアリに敗れたボローニャのカルロ・マッツォーネ監督は試合終了後、しみじみとこう発言した
「ゾラは38歳かもしれないけど、相変わらず驚異的なプレーをする選手じゃね。ワシがボローニャにゾラを獲ってくれ、って頼んだのは本当かって? 本当じゃよ、本当。あんたらの聞き間違えなんかじゃない。ウチにゾラみたいな選手がいればなあ……。バッジョがボローニャで復帰するという噂? お前さんたちね、バッジョは真面目な人間なんじゃよ。『バッジョが引退を考え直すかもしれない』なんて思ってる連中は、ヤツのことを全く知らないんじゃよ」

ローマ在住・高橋 在