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 2004.11.02
キエーヴォを3−0で下して、首位を独走し続けるユヴェントス。ファビオ・カペッロ監督は、スクデット争いのライバルチームについて、こうコメントした

「ミランは現在2位ですが、完成度が高いチームなので手強いですね。ローマの現状は、監督が相次いで入れ替わったりした結果ですが、これから立ち直ることは充分考えられますよ。インテルですか? インテルねぇ……。インテルの皆さんにどうなってるのか直接聞いていただいたほうがいいですね」

1−1のドローに終わったインテルvsラツィオから一夜明けて、“勝てないインテル”の問題は何かと聞かれたアドリアーノは色々と述べた末、こう発言した(実際、誰のことを言っているんだろうか!?)

「ピッチにいる時は、選手たちが私生活の問題をシャットアウトできる能力がないとダメだね。プライベートの問題を試合に引きずりこんでたんじゃ、おしまいだよ。でも、いるんだよ、私生活の問題をコントロールできない選手がね」

試合数が多いビッグクラブ。ユヴェントスのパヴェル・ネドヴェドは、キエーヴォ戦後のインタビューで、こうボヤいた

「僕は最近、セリエAの試合なのかチャンピオンズリーグの試合なのか、わからなくなっちゃうことがあるね(苦笑)。でもまあ、幸いに身体はついてきてくれてる。現時点でコンディションがこんなにいいのは、カペッロ監督のおかげさ」

カリアリに5−1と圧勝したローマだが、最近の不調に対するファンのブーイングが絶えなかった。試合終了後、ダニエレ・デ・ロッシはこうコメント

「いや、僕はファンの気持ちもわかるっスよ。でも、この状況でプレーすんのは、正直言って厳しいっスね。ほんと、今日はキツかったっスよ」

2−0の段階でカリアリにゴールを許したローマのGKカルロ・ゾッティは、自分のミスであったことを素直に認めた

「バカなことをやっちゃいましたね、オレ。試合が終わったらオレ、クルヴァ・スッド(オリンピコのゴール裏スタンド)のほうへ歩いて、サポに謝りに行ったんです。申し訳ないと思いましたからね」(注:クルヴァまで挨拶に行ったゾッティはファンから拍手を贈られた)

イタリア語では、簡単なゴールチャンスをしくじることを『ゴールを食ってしまう』と言うが、ガッゼッタ・デッロ・スポルト紙はフィオレンティーナvsレッチェでの中田選手の採点のコーナーで、こう表現

「採点6.5。動き、アシスト、そして数々の賢いプレーからして、もっと高い点をつけることはできた。でも、まるで最高級の寿司でも食うように、2回もゴールを食ったので」

メッシーナvsレッジーナこと“海峡ダービー”で途中出場し、ゲームの流れを変える動きを見せた上、決勝アシストを決めて一気に評価を上げた柳沢選手。メッシーナのピエトロ・フランツァ会長は得意気にヤナの価値を主張した

「ヤナギサーワの動きを見ましたか、皆さん? でも、『会長は商売狙いだけで日本人選手を獲得したんだ』とか言う人がいらっしゃるんでしたっけ。私どもはヤーナがサンプドリアにいるころから、彼を選手として高く評価して、獲得に乗り出したのです。商業目的がどうの、マーケティングがどうの、とかいうことではないんですよ」

ここ4試合で0勝3敗1分けと、すっかり不振に陥ってしまったパレルモ。このスランプから抜け出す方法として、会長のマウリツィオ・ザンパリーニ氏は、ある提案をしたという

「クラブフロントに、『チームを聖なるロザリーア(の教会)へ連れてって、おはらいをしてもらったほうがいいよ』って言ったんです。こんなにアンラッキーな出来事ばかり続くなんて、おかしいですよ。なんとかこの不運を追い払うことができれば、ちゃんとやれると思うんですけどねぇ、ウチのチーム」

サンプドリア戦の前日、チームとバスでジェノヴァに向かう途中、アンドレイ・シェフチェンコはクリステン婦人が産気づいたと知らされ、一人でミラノに引き返して長男・ジョーダン君の出産に立ち会った。翌日、試合直前にチームに合流し、途中出場で決勝ゴールを決めたシェヴァだが、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長はこう語る

「私はジョーダン君が生まれて30分もたたないうちに、病院に駆けつけてました。で、アンドレイを祝福すると同時に、『明日の試合はいいから。奥さんと赤ちゃんと一緒にいてあげなさい』と言ってやったのです。でも、アンドレイはどうしてもジェノヴァに行きたい、と強情を張って。何が何でも試合に出たかったみたいですね。ま、結果からすれば、それで大正解だったんですがね(笑)」

ローマ在住・高橋 在