| 2004.12.01 | |
| イタリア・ダービーの終盤で、2点のリードをインテルに巻き返されたユヴェントス。ユーヴェのファビオ・カペッロ監督は試合終了後、こうコメントした |
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「ヴィエリのゴールまでは、インテルはピッチにいないのと同様でした。ゲームの流れは、ヴィエリが入って変わりましたね。それまで、うちが完璧に焼いた玉子焼きを、ヴィエリがひっくり返したんです。我々は自己満足で集中が途切れてたんですね。鏡に映った勇姿に選手たちはうっとりしていたんでしょう」 |
| 途中出場のクリスティアン・ヴィエリは試合終了後、ご機嫌の様子でテレビインタビューに応じた |
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「この大事な試合で先発じゃなかったのがショックだったかって? いや、別に……。アドリアーノと共存できるかできないかって話はもう、うんざりだよ。見たろ? 終盤はうち、同時に4人ものFWがピッチにいたよね。戦略とかそんなもんじゃなくって、やけっぱちで4トップになったんだろうけどさ(笑)。試合がやばくなったら、また4トップシステムでいきゃあいいんだよ(笑)」 |
| 94〜98年の不法薬物使用を巡る裁判でユヴェントスのチームドクター、リッカルド・アグリーコラ氏が有罪とされたが、この件について国営放送『RAI DUE』の生放送サッカー番組『STADIO SPRINT』に中継出演したマルチェッロ・リッピ(当時ユヴェントス監督)と、元々ドーピングの疑いを説いていたズデネク・ゼマンの間で、激しい口論がくり広げられた |
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ゼマン ── 「ユヴェントスは、裁判でドクターが有罪とされたと同時に、代表取締役のジラウドが無罪とされたので、『裁判は我々の勝ちだ』とか喜んでいるみたいだけど、これはおかしいね。私に言わせれば、完敗でしょう。ドクターがドーピング事件で有罪判決を受けることは、そのドクターが所属するクラブにとって、そしてサッカー界全体にとって、非常に悲しいことだと思いますがね」 リッピ ── 「私は裁判の結果に対して、うれしくも悲しくもないですよ。しかも、最終的な判決ではないですしね(注:ユーヴェはドクターの有罪判決に対して上訴する意思を表した)。何よりも、私とともにユーヴェで活躍してくれた人々に対する敬意と感謝の気持ちは、少しも変わりません。テクニカルスタッフ、フロント、選手。当時の人々で、今でもユーヴェで活躍し続けて、勝利を積み重ね続けている者もいるし、ディ・リーヴィオ、トリチェッリ、ラヴァネッリみたいに、他のクラブへ行っても、その強いプロ意識が評価され続けている者もいる。私のユーヴェが強かったのは、並外れた精神力があったからなのです。その他に、秘訣はありません」 ゼマン ── 「リッピさんは取調べ中に、98年当時、ユーヴェでは選手に1日3グラムのクレアチン(パフォーマンス強化剤)が投薬されていたと証言されましたが、当時のユーヴェのフィジカルコーチが書いた本(タイトルは『ユヴェントスのトレーニング方』)では、1日20グラムが服用されていたと記されてます。身内の間で、言うことにかなり食い違いがありますね」 リッピ ── 「そうおっしゃるゼーマンさんも、自分の選手にクレアチンを与えていたそうではないですか。『他のクラブがやってるのに、うちもやらない手はないだろう。うちは他よりバカなのか?』とかおっしゃっていたそうですよね、選手の発言によると」 ゼマン ── 「それは私、隠したことなんてないですがね。ラツィオの頃、確かにクレアチンを1日3グラム投薬していました。その量なら、代表でも採用されてましたからね。1カ月ぐらい続けましたが、3グラムと20グラムはワケが違う、と思います。20グラム摂った選手は、後で副作用が出たって聞きましたよ。それに、問題はクレアチン何グラムがどうのってことではないでしょう。何かやった者は責任を取って、何をやったか、はっきりと公言するべき。それが問題でしょう」 リッピ ── 「私が言いたいことは一つ。ある世界を批判しながらも、その世界で暮らし続けるのは、どうなのかと思いますよ」 ゼマン ── 「私はこの世界を変えたいのです。清潔な世界にしたいんですがね」 |
| 95−96シーズン、チャンピオンズリーグ決勝戦でPK戦の末ユヴェントスに敗れたアヤックスの当時の監督、ルイス・ファン・ハール氏は裁判の結果を知り、イギリスの『Sunday Times』誌の取材を受けてこう発言した |
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「スポーツのイメージのためにも、ドーピング疑惑が確実とされた場合は、タイトルは見直されるべきだと思います」 |
ローマ在住・高橋 在