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 2002.04.18
ローマvsパルマ戦で、バティストゥータを“飛び蹴り”で失神させたファビオ・カンナヴァーロ。もちろん、アクシデントだったがとても罪悪感を感じたという
「バティのことが心配で心配で、プレーなんてしてられないと思ったよ。あまりにも申し訳なくって。だから、しばらくしてスタッフに交代を頼んだんだ。外してくれって。でも、『バティの状態はOKだ』って報告されたんだよ。ホントに、人にケガをさせたと思うと、試合なんてやってられない、ってかんじだったね。バティにはもちろん、電話しますよ。今日明日は縫ったばかりで喋れないだろうから、何日かしてから電話するつもりですけど」

(注:バティストゥータは下唇に8針の傷を負った。カンナは結局当日の夕方、バティにお見舞いの電話をしたそうです)

当日の夜を病院で過ごしたガブリエル・バティストゥータ
「何にも記憶がないんだよ。後でTVで見て、びっくりしたね。あんな激しい打撃を喰らったんだ、って。あれは結構、ヤバかった。でも、もう大丈夫だよ」

2−1で勝利を収めたブレッシャで2ゴールを決め、インテルのヒーローの座を取り戻したロナウド。試合終了後、自分に批判的だったマスコミに対するリベンジの発言を放った
「報道陣の中で、僕の悪口を散々書いた記者、いますよね。リハビリに専念するため、ブラジルに帰国したのに、『ロナウドはブラジルで遊んでばかりいる』とかデタラメ書いたりね。まるで、僕はカーニバルとパーティーを楽しむためにブラジルに行っていたみたいな言い方を散々してくれましたよね。でも、今日のゴールでそういうウワサもぶっ飛ばすことができました。どうです、見ましたか?僕がブラジルに帰ってたのは、復帰を目指してハードな訓練を積み重ねるためだったんです。努力して真面目にリハビリしたからこそ、こういう結果が出せるんです」

でも、まだまだコンディションはトップではないらしいロナウド
「試合の終盤には体中のあちこちがつっちゃって。最後までピッチにいられたのが不思議ですよ!(笑)」

相変わらず歯に衣を着せぬ発言が続くブレッシャのマッツォーネ監督
「世間はインテルが優勝するだろうって騒いでるけど、今日のインテルは優勝に相応しくないね。今日は、ウチの方が断然強かった。インテルの目が回っていたのを見たかい?インテルは全くプレーを組み立てられなかった。ブレッシャはきちんとプレーしたよ。いいサッカーをしたぜ、ウチは。『イタリアのチームはロクなプレーをしない』っていう奴には、今日の試合のビデオでも見せてやんなよ。『ブレッシャのサッカーを見てみろ』ってね。それに、こんなこたぁ本当は言いたくないが、ロナウドは2点決めたけどよ、ウチはウチで彼に気を使って、マークを甘くしてやってたのよ。ロナウドの先発復帰だからって、大目に見てやってたんだよ」

イタリアvsルグアイ戦を控えた記者会見で、トラパットーニ監督はW杯の招集メンバーについて語った
「もう時間がないし、とりあえずFW陣のメンバーを決定しました。デルヴェッキオ、デル・ピエロ、ヴィエリ、モンテッラとインザーギ、ですね。トッティ?もちろん、トッティも決まりですよ、それとドーニね。ヴィエリが故障しやすいのが心配ではないかって?心配するまではいかなくても、気にはしてますけどね。でも、その意味でデルヴェッキオを連れていくことにしました。彼こそ、ヴィエリのサブですからね」

同記者会見で、バッジョにも触れたトラップだが…
「バッジョですか?私は日本に健康な選手を連れていかなければなりませんからねぇ。彼の選手生活はまだまだ続くことを願ってますが、現時点ではちょっと……。自然の法則というものもありますし、それを変えることはできませんからね」

バッジョファンのリアクションは……
「トラップさん、そりゃないぜ!健康な選手が必要だって?ロビーほど新陳代謝が良い選手がこの世にいるかよ?こないだの手術だってさ、もう立ち直ってプレーできる状態じゃないか。じゃあ何、ヴィエリはいいわけ?アイツは1試合プレーしたら、次の試合は出れないカラダじゃないか。現に、代表を辞退するの、これで何度目だ?(ヴィエリはイングランド戦に続いてウルグアイ戦も欠場)壊れやすいヴィエリを連れてくんだから、バッジョも連れてけるだろう、え、トラップさんよ!?」

(フランコさん、56歳。ミラノのレストラン店主。昔、バッジョと狩りをやったことがあるとかないとか)

ローマ在住・高橋 在