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 2002.10.02

ペルージャ戦に続いて、ラツィオ戦でもゴールを決めたミランのキャプテン、パオロ・マルディーニは現在34歳。代表引退を表明したにもかかわらず、絶好調の様子だ。ミランのフィジカル・トレーナー、ダニエーレ・トニャッチーニ氏はマルディーニについてこう語った
「マルディーニは凄いですね。10歳若い選手と比べても引けをとらない身体能力の持ち主です。現に、8月に行ったフィジカル・テストではミラン一の数字を出したぐらいですから。『マルディーニはサッカー界のマイケル・ジョーダンだ』と言っても、決して過言ではないでしょう。代表ですか? 本人は引退を表明しましたが、まだまだできますね。なんの問題もないと思いますよ」

マルディーニ本人は、現在の好調に対してちょっぴり謙遜気味。しかし、代表はやっぱり……
「今のところ、シーズンが始まったばかりだから、疲れを感じないだけだよ。代表は本当にもう出ないのかって? そのつもりだ。何よりも今は、代表が活動している間に休みがとれたり、自主トレができたりすることがうれしいね。ここ15年間、そういうことが一度もできなかったんだ。自分にとって、これは大きなプラスになると思うよ」

ブレッシャvsローマ戦(2-3)の終盤で、足がつってピッチサイドで倒れたトッティにブレッシャのマッツォーネ監督が駆け寄っるといった微笑ましい光景があった。トッティの恩師であるマッツォーネは試合終了後、こう発言した
「あの時、トッティになんて言ったのかって? 『このヤロー! どうしてもっと早く足がつらなかったんだ!?』って言ってやったんだよ(笑)。ホント、トッティさえいなかったら、ウチは負けなかった。『ブレッシャはトッティに敗れた』って感じだね」

トッティの3ゴールという活躍には脱帽だが、マッツォーネはブレッシャvsローマ戦の主審、若手のドンダリーニ審判員を厳しく批判した
「セリエAはすべてにおいて、レベルが高くなければいけない。選手も監督も一流であることを要求される。でも、レフェリーのレベルが低いのは、どうしてだい? 経験の無い医者に、いきなり手術をやらせるようなもんじゃないか! そんなヤツらを手術室に送ってるようじゃ、ダメだっていうんだよ」

ユヴェントスvsパルマ戦(2-2)の試合終了直後、パルマのテクニカル・ディレクターのアリゴ・サッキ氏とユヴェントスの副会長、ロベルト・ベッテガの間で激しい口論が繰り広げられた
サッキ――「いいプレーをするチームが勝つのが正当でしょう。あんたたちユーヴェはいいプレーをしなかった。だから、負けるべきだったんだ」

ベッテガ――「アリーゴさん、今日あなたのパルマは確かにウチよりいいプレーをした。でも、いいプレーをしたから勝てるというわけではないんです。カルチョってそういうもんですよ」

2年ぶりにレナート・クーリ・スタジアムに足を運んだルチアーノ・ガウッチ会長の目の前で、格下エンポリを相手に無様な負け方をしたペルージャ。試合終了後、ガウッチ会長の雷が落ちたのは言うまでもない
「ハートもガッツも何もない、どうしようもないペルージャだった。こういう時、考えられる対策はただ一つ。もちろん、強制合宿だよ。ピッチでまともなプレーができるチームになるまで、合宿をたっぷりと楽しんでもらう。結果が出なければ、シーズンが終わるまでずーっと強制合宿です!」

3連勝でリーグ1位の座に立ったインテルのGK、フランチェスコ・トルドは次のように語っている
「ウチは他のチームより、モティベーションが高い。それは、昨シーズンの悲惨な結果を忘れたい、ということがあるからなんだ。でも、今の時点で1位だからといって、喜んでる場合じゃないよね。シーズン序盤じゃなくて、シーズンが終わる時に1位でなければ意味がないんだよ」

チャンピオンズ・リーグのバイエルンvsミラン戦(1-2)で2ゴールを決めたピッポ・インザーギ
「このチームでプレーできて、うれしすぎるぐらいだよ。今までのキャリアで、もっとも満足できるシーズンだね。個人的に一番調子が良い時にミランにやって来た、って感じなんだ。とにかく、この調子で勝ちまくりたいよ」

ローマ在住・高橋 在