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 2002.11.20
6ゴール(うち、5点はPKだけど)で、ピッポ・インザーギとミラン得点王の座を争う、アンドレア・ピルロ
「本当に、不思議だよね。ファンタジスタとして長年プレーしてきて、それなりの結果しか出せてなかったのに、監督と話し合ってポジションを下げてから、今までになかったみたいに得点数が増えた。いや、不思議だけどとてもうれしいですよ」

そのアンドレア・ピルロは、パルマ戦では、シーズン序盤の勢いを見せなかっ たと批判されたミランについて
「毎試合、3−0や4−0でばかり勝てるわけないんだ。だって、現実的に考えてもみてくださいよ。スペクタクルなサッカーはいいけど、実際は他にも追求する要素があるんだから」

『ミランにPKがよく与えられるのはなぜか?』と聞かれたピルロは……
「僕たちは敵のエリアに入ると、よく相手に倒されるから、PKを与えられる。ただ、それだけのことさ」

パルマ戦直後、ミランがあまり冴えてなかったことについて、カルロ・アンチェロッ ティ監督はこう語った
「まあ、今日は何よりも勝つことが大事でしたからね。別に体調の問題があるとは思 いませんよ。ただ、2連敗(ユーヴェ戦&デポルティーボ戦)の記憶を消し去ることが目標だったので、それは果たせたかな、と」

ミランDFのパオロ・マルディーニ。代表を引退したことについて
「(代表に)戻りたいな、と思う時もあるよ。アッズーリに対する愛情が強いからね。でも、僕は代表引退をW杯の前から決めてたんだ。それは難しい決断だった。代表には今までとてもお世話になってきたからね。でも、決めたことは決めたこと。『辞めるのが早かったのかな?』という悔いが残ったほうがいいと思うんだ。『もっと早く引退しておけばよかった』となってしまうよりはね」

8ゴールを決め、現時点で得点王ランキング1位(トッティ、ヴィエリ、デル・ピエロと並ぶ)にのし上がったエンポリのFWアントニオ・ディ・ナターレ。彼は、イタリアvsトルコ戦に備えて初めて代表招集された
「当たり前のことだけど、幸せです。(レッジーナ戦で)エンポリ史上初のハットトリックを決めたし、初めてアッズーリにも呼ばれたし。代表招集は僕の嫁さんと、チームメートと、そしてバルディーニ監督に捧げますよ。ハットトリックは、ずばりヴィンチェンツォ・モンテッラさんに捧げたい。どうしてモンテッラかって? 僕がナポリを出てエンポリに来た時、彼は僕の先輩だったんですよ。モンテッラさんはまるで父親のように、僕に貴重なアドバイスをしたり、僕をアットホームな気分にさせてくれたりしたのです」

ローマvsインテル戦(2-2)直後、
主審のジャッジにブチギレしたローマの監督、ファビオ・カペッロ
「これで、センシ会長が言ってることが本当だ、と証明されたんだ(注:センシは先週、北イタリアのビッグクラブがレフェリーを操って裏工作しているという疑惑をまた持ち出し、『やつらは犯罪結社』とまで発言した)。私はそうではない、と思っていた。しかし、センシ会長が言うとおりなんだ。ローマはスクデットどころか、UEFA杯の出場権を獲得させてもらえばまだいいほうかもしれないね。今日の試合を観たかい? インテルは終盤、我々のゴールに近づけなかったから、主審は、それじゃあコーナーキックを与えよう、と思いついたんだ。副審はコーナーキックではない、って言ってるのにね(注:このコーナーキックがインテルの同点ゴールに繋がった)。要するに、我々ローマを集中的に痛めつける計画があるわけなんだね。これはもう、我々がどう努力してもがいても、無駄ですよ。狙われてるわけだからね。こうなったら、私はここではもう、仕事できないね。唯一の道はイタリア・サッカーを捨てて、外国で監督をやることなんだろうか……」

レフェリー指名担当者、パオロ・ベルガモ氏
「確かに、あの場面でインテルにコーナーキックを与えたのは、主審の誤りかもしれません。でも、そこまでですよ。そのコーナーキックでローマのどのDFより15cmは背が低いインテル選手(注:オカン・ブルク、169cm)がヘディングで同点ゴールを決めてしまうのは、主審の責任ではないですから」

サッカーの神様、ペレはカペッロをこうたしなめたとか!?
「カペッロさんだって、絶対今までレフェリーのミスのおかげで勝ったことが何度もあることだろう。これがサッカーというものなのです。カペッロさんは昔から紳士なのに、こんな発言をしたとは、驚きですね」

カペッロ監督。ローマvsインテル戦の2日後
「私は外国へ逃げやしない。ゲームの直後は、そう思ったかもしれないがね。私はローマに残って、戦い続ける。相手がどんなに手強い敵でもね。インテル戦から2日経って確信できたことは、『ローマはとてつもないチームだ』ということ。皆さんは覚えてらっしゃるかどうかわかりませんが、私はこの同じ言葉を今まで、1度だけ言ったことがある。それは1年前ローマがミランにアウェーで敗れた時のことさ。あの年は結局、最後にはローマが優勝した。今何よりも皆さんに知ってもらいたいことは、私の率いるローマが、再び『とてつもないチーム』になったということだよ」

カペッロ。ペレのコメントについて
「ペレが私の発言に驚いたって? ところで、ペレは試合を観たのかね!?」

ローマ在住・高橋 在