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 2002.12.13
泥沼スランプから抜け出せないローマ。
1-2で敗れたアヤックス戦終了直後、カペッロ監督はこう発言
「我々は精神的に固まってしまっているのだ。むろん、これは今に始まったことではないがね。まるで鉛でできた重い足かせをつけられているようなものだ」

ローマのMFエメルソンは、現状をこう分析する
「今は、僕がローマに来て以来、一番苦しい時だね。僕もチームメートも、思いどおりのプレーができなくなってしまってるんだ。ボールのないところで動きがないから、まともなプレーにならないのも無理ないけどね」

ローマDFのクリスティアン・パヌッチは……
「ローマの低迷について? お願いだから、オレに何も言わせないでくれ。喋りだすとキリがないから」

数ヶ月も給料が支給されていないラツィオ。
MFステーファノ・フィオーレはこう語る
「ピッチに立つと、誰も金のことなんて考えやしないよ。会長のため、監督のため、そしてファンのために、全力を尽くして一生懸命プレーするだけさ。でも、それはそうと、そろそろ給料を何とかしてほしいよね……」

同じくラツィオのFWクラウディオ・ロペスは……
「仕事をすれば、お金をもらうのが当たり前でしょう。我慢にも限界というものがあるからね。でもまあ、僕は(クラニョッティ会長を)信頼してるから、早いうちに給料の問題も解決されると信じているよ」

サン・シーロ・スタジアムのピッチ・コンディションは相変わらず悪評を集めている が、インテルFWエルナン・クレスポもこれには同感のようだ
「あれは、チャンピオンズ・リーグのゲームができるようなピッチじゃないよ。サッカーグラウンドというより、いも畑だね。まるで中にウサギでも入ってるのかと思うくらい、ボールがぴょんぴょん跳ねちゃって、簡単なパスすらできないんだ」

ミランMFセルジーニョは、意外な事実を明かした
「サン・シーロの芝が禿げてるところには、実はグリーンの塗料が塗ってあるんですよ。よくミランの白いパンツが真っ青になってるでしょう?あれは草の汚れだけじゃ なくて、ペンキが付いてるんです!」

ミラン副会長兼レーガ・カルチョ会長のアドリアーノ・ガッリアーニは、サン・シーロのピッチ問題についてこう述べた
「解決できない問題だな。完全に芝を植え直しても、すぐにダメになってしまう。なんせ、二つのクラブがリーグ戦、チャンピオンズ・リーグ戦、そしてコッパ・イタリア戦をそこでプレーするわけだし。ヨーロッパ中のスタジアムを見ても、こんなに試合数が多いのはサンシーロだけだろう? しかし、どうして今さらピッチ・コンディションが悪いことが問題になってるんだろうかね? 私の記憶では60年代、エリア内のゴール前なんか、おが屑を撒いて対策してたぐらいですからね。ほんとに、人工芝にする以外、解決法はないと思うよ」

ミランDFパオロ・マルディーニは、人工芝には反対だという
「それではもう、サッカーと呼べるスポーツではなくなる。(人工芝に切り 替えた場合)まったく違うものになってしまうからね。しかしまあ、今のサンシーロ はホントに最悪だよ。90年以来、イタリアでもっとも悪いピッチであることは確信してましたが、今年は一段とひどいね」

マッシモ・モラッティ、インテル会長の意見は…
「(サン・シーロのピッチを管理する)業者が、適切ではない方法でメンテナンスを施しているのではないかと思います。ここはひとつ、私がクレームをつけることにしましょう」

偽名問題で、2003年5月31日まで出場停止身分のキエーヴォMFルシアーノ(元エリベルト)は、試合に出られない辛い日々についてしみじみと語った
「一番辛いのは、ゲームがある日曜より前日の土曜日なんだ。週日は、他の選手と 変わらない気分なんだけどね。練習に行って、みんなとジョークを言い合ったり、ミニゲームでゴールを決めたり。でも、土曜日にはチームメイトは気合満々で合宿入りするのに、僕は独りしょんぼりと家に帰らなければいけない。ホント、泣きたいぐらい寂しい気分になるね」

ローマ在住・高橋 在