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 2002.12.27
サン・シーロのピッチコンディションは、悪化するばかり。ミランのキャプテンとして、パオロ・マルディーニはブレッシャ戦後、ミランフロントにこんなメッセージを送った
「こんなデコボコなピッチでプレーさせるんだったら、一流の選手を獲得しても意味はないですよ」

上記の発言について知らされたミラン副会長アドリアーノ・ガッリアーニは……
「ピッチコンディションは悪いかもしれない。だが、優秀な選手が揃っているおかげで現時点で我々は1位にいれる。昔はピッチはましだったけど、なかなか1位にはなれなかった。私はキャプテンに反論したいね。私はこれからも一流選手を獲得し続けます」

ミランをスコアレスドローに押さえ込んだブレッシャのカルロ・マッツォーネ監督
「今日、ウチには大きな味方が付いてくれた。それは、サン・シーロのピッチだよ。あんな状態だと、ルイ・コスタみたいに高度なテクニックを武器とする選手には絶対不利だ。思いどおりのプレーができないからね。おかげさんで、荒削りの連中が揃うウチのDF陣が得をしたのさ」

ミランvsブレッシャ戦をスタンドから観戦したデメトリオ・アルベルティーニ(スペインリーグ、アトレティコ・マドリーMF)
「ミランの元チームメートに何をクリスマスプレゼントとして贈りたいかって? 決まってますよ。アトレティコのホームグラウンド、『ヴィセンテ・カルデロン・スタジアム』のピッチをプレゼントしてやりたいですね。あそこは完璧と言えるほど、素晴らしい芝ですから」

1-2で敗れたインテル戦終了直後の記者会見で、『アドリアーノはエゴイスティックすぎるのでは?』と聞かれたパルマの監督チェーザレ・プランデッリは次のように語る
「ウチには、若くて有能な選手たちがいる。でも、まだ未熟なんだね。この選手たちが成長しない限り、ビッグクラブみたいに勝つことは不可能だろうね。一人では絶対勝てない。どんなに優れた選手でも、一人でプレーして勝てるわけないんだ。この事実を学ぶまでは、我々のレベルアップはないね」

ラツィオvsボローニャ戦(1-1)で、ボローニャの同点ゴールを決めたクリスティアン・ザッカルド。なんと、去年のラツィオ戦(2-2のドローで、同じく12月22日)でも、ザッカルドは同点ゴールを決めているという!
「去年のラツィオ戦以来、ゴールを決めてなかったんだ。だからもう、オリンピコとラツィオとは相性がいいとしか思えないよ。しかも12月21日は僕の誕生日だからね。去年に続いて今年も、すごい誕生日プレゼントを自分から自分へ贈っちゃった、ってかんじだね」

地方テレビの番組に電話出演したローマ会長のフランコ・センシは、1月のメルカートでクラブの強化に精力を注ぐ意思を表した
「暗い時期の峠を越えた、とも言えるでしょう。ファンの皆さんにこれ以上辛い思いをさせないよう、これからも精一杯努力したいと思います」

日曜夜の生放送サッカー番組『コントロカンポ』にゲスト出演したペルージャのルチアーノ・ガウッチ会長。以前から、ロベルト・バローニオMFをあまり評価していない様子だったが……
「バローニオはね、それなりに素質のある選手なのかもしれないけど、何よりも不運をもたらす厄病神なんじゃないのかね。だって、こないだローマ戦でウチが勝ってたのに、バローニオが入ったら同点に持ち込まれちまったし、ユヴェントス戦でも終盤で彼が入ったとたん、敵に決勝ゴールを決められてしまった。あの背番号『13』というのも悪いんだね。そうだ! 明日あの背番号の入ったユニを全部燃やしちゃいましょう。それはさておき、あのバローニオ君は、高い給料を取るわりにはいい仕事しませんねぇ」

テレビを観ていたバローニオは、電話で番組に緊急参加した
「僕はローマ戦で相手に同点に持ち込まれたことの責任を負わされ、その罰としてプリマヴェーラ(下部組織)に送られてしまいました。でも、僕は文句ひとつ言わず、一軍に復帰できるように練習に励んできたのです。僕が真面目なプロであることは、誰にも明らかであるはずです。背番号に『13』を選んだのは5月13日に僕の子供が生まれたからなんです。だから、背番号を変えるつもりはない。会長がなんと言おうと、僕は背番号も、クラブも変えるつもりはまったくないです。ペルージャで頑張らせてもらいます」

ロベルト・バッジョは次のアッズーリ監督として、お馴染みの人物を候補に挙げた
「トラップの後釜?僕に言わせれば、マッツォーネ監督が理想的だね。頼れる代表監督になれると思うよ」

バッジョの発言に対する、マッツォーネ監督のコメント
「やっこさんがワシを代表監督に推薦するのは、そうすれば自分が必ず招集されるってわかってるからだよ(笑)」

ローマ在住・高橋 在