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 2003.01.29
右膝十字靭帯断裂で戦前離脱となった、フロレンティア・ヴィオラのMFアンジェロ・ディ・リーヴィオ。完治までは6カ月かかると予測されているが、年齢からして、このまま引退せざるを得ないだろうという意見もある。これについて当の本人はこう語る
「今まで、何人ものチームメートがケガするのを見てきた。デル・ピエロ、トッリチェッリ、キエーザの目に映し出された苦しみを感じ、心から彼らに同情してきた。でも、今初めて彼らの苦痛を本当に理解したよ。とにかく、僕は頑張ります。フィレンツェの市民に、このチームをセリエAに連れ戻すという約束をしたから。なにがなんでもその約束を守りたいんだ」

故ジョヴァンニ・アニェッリ、ユヴェントス名誉会長は試合の前半だけを観戦し、スタジアムを後にするのが習慣だった。ピアチェンツァ戦の後、アレッサンドロ・デル・ピエロはゲームについてこうコメントした
「ユーヴェは前半、いいプレーをした。そう、もし“ラヴォカート”(アニェッリ氏の愛称)が生きてたら観戦していたはずの前半が、特によかったですね」

インテル会長マッシモ・モラッティは、エンポリ戦でハットトリックを決めたクリスティアン・ヴィエリについてこう語る
「ヴィエリは素晴らしいプレーを披露したね。動きが軽やかだし、まるで若返ったみたいだ。私は大満足だよ」

インテルに移籍してきたばかりのガブリエル・バティストゥータ。ヴィエリが主役を務めたエンポリ戦では特に目立つところはなかったが、それでも大満足だという
「(インテルへ移籍してからの)この1週間を振り返ってみると、とてもいい1週間だった。すべてが順調に進んでるし、インテルは再び首位を取り戻したし。やっぱり、トップに立つのはいいものさ。僕にとっては、他のチームを見下ろすのが、やっぱり理想の状況なんだよ」

シーズン序盤の勢いが徐々に失われてきたエンポリ。「ディ・ナターレは代表に招集されて以来、機能しなくなった」などの声も上がる中、監督のシルヴィオ・バルディーニはこう語る
「前はみんな、もっと地に足が着いていた。だから、結果を出せたんだと思う。調子がいい時、褒められ過ぎたのがいけなかったのかもしれない。実際、ビッグクラブが興味を示してると聞いただけで、天狗になってしまって、前みたいにプレーできなくなった選手もいる」

サッカー・ジャーナリストのマウリツィオ・モスカは、独自の(極秘の?)ネットワークから得る、移籍関係の超特ダネを(自慢げに?)提供することで有名だ
「レアル・マドリーは今シーズンいっぱいで、フィーゴを放出する可能性があるね。フィーゴはロナウドと仲が良くないみたいだし、フロントともうまくいってないらしい。先日、ミラノコレクションを見るために奥さんとミラノを訪れたフィーゴは、アルマーニのファッションショーでピッポ・インザーギにばったり会った。その時き、フィーゴは『近い将来、ミランに移籍したいと思っている』とインザーギに打ち明けたんですよ。もちろん、ガッリアーニ(ミラン副会長)がそのことについてすぐ報告されて、もうミランはレアルとの交渉に入っていますよ」

レッジーナを相手に黒星にぶち当たり、無敗記録が連続16試合で途切れたラツィオ。そのラツィオの顔とも言えるロベルト・マンチーニ監督はこうコメントした
「まあ、いつかは負ける時が来ると思っていたから。いや、逆これで安心しましたよ。ウチの選手もやっぱり『人間なんだな』って(笑)」

ここ数年間、オリンピコ・スタジアムでローマのフォーメーションを独特の口調でアナウンスしてきたカルロ・ザンパ氏が、引退を発表した。ローマの不振低迷に苛ついたサポーターの一部が、ザンパ氏のアナウンスを非難したのがことの始まりだという
「ローマのオフィシャル・アナウンサーを辞めることを決心しました。この仕事をやるには、晴れ晴れとした気持ちと、やる気が必要です。しかし、今の私には、それらがありません。ファンとのゴタゴタで、どこかへ行ってしまったのです。クラブには申し訳ないですが、やる気のある他の人を探してくださいとしか言えませんね」

ロマニスタで知られる人気映画監督カルロ・ヴェルドーネは、ローマの不調について次のように語る
「審判のせいにするのは、やめにしようよ。それより、もっと重大な事実があるでしょう。夏のメルカートが間違いだらけだったとか、モティベーションが少しもない選手や、コンディションが悪い選手が大勢いるとかね。それに、ゲームをまったく組み立てられないじゃないか。サイドはいないのと一緒だし、攻撃は成り立たない。まあ、すべてカペッロが悪いってことじゃないんだろうけど、トッティをセンターフォワードとして使っているのを見ると、『監督はどうかしてる』って思うよね。とにかく、ローマは全面的に、ゼロから作り直すしかないよ」

ジジ・プロイエッティ、人気コメディアン。同じく、ローマの不振について
「ローマの選手たちは、ちょっとでもいいから、やる気を取り戻さないとヤバイね。いつまでも被害妄想を続けてると、どこにもたどり着きやしないよ。いや、行き先はひとつだけある。それは、セリエBさ」

ローマ在住・高橋 在