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 2003.03.05
3−3のドローに終わったアタランタ戦で、オウンゴールを“決めた”ミランDFのパオロ・マルディーニ
「僕だってたまにはミスを犯すんです。と言っても、500試合以上プレーしてきて、オウンゴールは2回だけですからね。そんなに非難されることはないと思いますよ」

ミラン戦終了直後のアタランタ監督、ジョヴァンニ・ヴァヴァッソーリ
「うちが3点リードしてる時点でも、『これは結局ドローに持ち込まれのかな』と思ったね。ミランみたいな“ヘビー級”が相手だと、そういう展開になっても、全くおかしくないですからね。相手が普通のチームだったら、もちろん、うちが勝っていたでしょう。でもさすがミラン、後半のプレーは凄まじいものがありました。その意味で、うちは何も悔いはないです。ドローは正当な結果でしょう」

有名シェフ、ジャンフランコ・ヴィッサーニは大のミランファン。奇想天外な人格で知られる彼曰く、ミランを料理にたとえるとすれば……
「私のレシピで、“悪魔のソース”というものがありますが、それはミランそのものですね。瞬発力を与える唐辛子、ニンニク、オリーブオイル。それに、パワーを与えるほうれん草を少々。このソースは肉にでも魚にでも合います。つまり、どんな相手にでも通用するというわけです。そう、ちょうど今のミランみたいにね」

アタランタ戦で2ゴール決め、ミランを敗北から救ったピッポ・インザーギ。1試合の平均得点率0.66ゴールは、あのファン・バステン(得点率0.62)を超えた
「でも、いくら点獲ってもチームが勝てないんじゃ意味ないからね。僕は、やるべきことをやっただけさ。それにしても、僕にとって最高のシーズンだね。今まで長年サッカーをやってきて、今シーズンが最も調子のいいシーズンかな」

ミラン戦の2ゴールで、初めてのドッピエッタ(2得点)を決めたアタランタのFWファウスト・ロッシーニ。なんと、試合当日の3月2日は彼の誕生日だった
「ミラン戦を控えてチームメートにふざけて言ったんですよ。『僕の誕生日だから』 ってサン・シーロにケーキを持っていけば、ネスタとマルディーニは僕にプレゼントとしてゴールを決めさせてくれるかな?ってね(笑)。それが、ドッピエッタまで決める展開になっちゃって……。いや、いい誕生日だったね」

2試合連続無得点だったレッジーナのFWエミリアーノ・ボナッツォーリはウディネーゼ戦で先制ゴールを決めた
「2試合は休業していた、とでも言いましょうか(笑)。まあ、FWの仕事は点を獲ることですから、確かにゴール決められないと精神的にもキツイですね。今日のゴールに関しては、僕の頭にドンピシャのボールを出してくれたナカムラのおかげですよ。彼にお礼を言います。あれは、本当のカンピオーネのボールタッチでしたね」

1−1のドローに終わったモーデナ戦で、またしてもゴールを決めたパルマのFWアドリアーノ。自己中心すぎる、という批判もあるが、本人は……
「みんな僕はエゴイストだと思ってるみたいだけど、僕に言わせれば、FWの場合はエゴイストであることは欠点なんかじゃなくて、むしろいいことだと思うけどな」

チャンピオンズ・リーグのバレンシア戦で圧勝し、すっかり自信と勢いを取り戻したローマ。そのローマに1−3で敗れたエンポリのシルヴィオ・バルディーニ監督はこう発言した
「バレンシア戦の前に、ローマとぶつかりたかったですね(苦笑)」

エンポリ戦で2ゴールを決めたローマのFWヴィンチェンツォ・モンテッラは、途中交代でピッチを出る時、哀しげな表情を見せた
「交代が不満だったわけじゃないんですよ。ただ、エンポリを相手にゴールを決めると、ちょっと切ない気持ちになるんです。若い時、5年間世話になった古巣ですからね。エンポリにゴールを決めるのは、自分自身相手にゴールを決めるようなものなんです」

ローマの復活に有頂天の様子のMFエメルソン
「やっと僕が知ってるローマが戻ってきましたね。前みたいに、ツータッチくらいで素早くボールを回せるようになった。我々の可能性に自信を取り戻しましたよ。(次節の)ローマ・ダービーは、うちの勝ちですね」

ルイージ・デル・ネーリ、キエーヴォ監督
「我々の当初の目標は、とにかくセリエAに残留することでした。それが確実となっ た今、次の目標は、チャンピオンズリーグです! まあ、何が何でもというわけではないですがね。この新しい目標に関しては、仮に達成できなかったとしても、誰も泣きはしませんから」

イタリア・ダービーでの大活躍で、ユヴェントスを3−0の圧勝に導いたMFパヴェル・ネドヴェド
「イタリア・ダービーだったんで、ユーヴェはインテルよりはるかに強いとい うことを見せつけたかったんです。ベストを尽くしたんで、結果は希望どおりになりましたね。単独で首位に立つのは、やっぱり気持ちいいものです」

ローマ在住・高橋 在