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 2003.04.22
ユヴェントスに2−1で敗れたローマ。センシ会長は(相変わらず?)納得がいかない様子
「すべて計画が立てられてたのさ。ウチが負けるという展開は、あらかじめ決められてたことなんだよ。インテルがブレッシャに勝ったから、ユーヴェは(勝ち点差を保つため)勝つしかなかった。(デル・ピエロが決めた)2点目のゴールは確かにいいゴールだったけど、先制点のPKはどうみても、明らかにユヴェントスへの大きなプレゼントだったでしょう? この調子だと、私に残された手段はただ一つ。それは、抗議の意味でローマをリーグから撤退させることだね」

問題のPKは、ローマのDFアウダイールがユヴェントスのMFネドヴェドを倒したと見なされて、ユーヴェに与えられたもの。試合終了後、激怒したアウダイールはこう発言した
「PK? PKなんかじゃなかっただろう? ネドヴェドはダイブしたんだ。こんなひどい話、ないよ。俺もクフレも、ネドヴェドに触れちゃいないぜ。あいつはわざとダイブしやがったんだよ。パヴェル(ネドヴェド)が、偉大な選手なのは誰も疑問に思ってないさ。でも、今日のヤツに関して言えば、偉大だったのは演技力だけだね」

ローマの監督ファビオ・カペッロは試合終了後の記者会見で、ユヴェントスにPKを与えたペッレグリーノ主審に対し、思いっきり皮肉を込めてこうコメントした
「ペッレグリーノさんは、間違いなく今日のゲームのMVPでしょう。他に言うことありません。映像を見てもらえば、すべて明らかになりますよ」

ローマ戦で2ゴールを決めて、好調を取り戻した様子のアレッサンドロ・デル・ピエロ
「僕のコンディションですか? まだ、トップではないことを願ってますよ。そうすれば、これからまだまだ良くなる余地がある、ってことですからね(笑)」

ブレッシャ戦のロスタイムでインテルの決勝ゴールを決めたFWエルナン・クレスポ。レコーバに代わって終盤に出場したのだが……
「10分しか出番が与えられなくって、残念かって? そりゃそうだけど、常にこういう結果を出せるんだったら、シーズンの最後まで毎試合数分プレーするだけでもいいぜ(笑)。それで、スクデットが獲れるんだったら、何の問題もないよ」

クレスポのロスタイムのゴールで、16試合も続いた無敗記録にストップをかけられたブレッシャのカルロ・マッツォーネ監督
「この試合についてコメント? いっそ、すっとぼけて『インテルの勝利は妥当な結果でした』とでも言っとこうかい。そう言やぁ、問題を起こさずにすむだろう。ん? 正直に思ってることを言ってくれだと? じゃあな、よく聞け。今日のゲームは2チームがピッチに立ってたけど、ちゃんとサッカーをやったのは1チームだけだ。そのチームとは、ワシらじゃよ。ワシらが絶対に勝つべき試合だったんだ」

ペルージャvsアタランタ戦では、アタランタのMFルイージ・サーラのフェアプレー精神が注目された。ボールがアタランタ側のゴールラインを超えた際、サーラは自らボールに触れたことをレフェリーに報告し、ペルージャにCKを与えさせた。試合後、ペルージャの監督セルセ・コズミはサーラを絶賛した
「レフェリーが見落としたのに、サーラが正直に申し出たというのは、素晴らしい行為だったと思う。試合に勝ってて余裕がある時なら、そういうフェアなことをするのは誰にだってできるかもしれない。でも、あの時点では0−0だったし、しかもアタランタは残留をかけて戦ってるチームだ。そういう状況で、ああいうことができるというのは、素晴らしいことだ。アタランタの選手たちが、サーラみたいにスポーツマンシップに満ちている連中なら、あそこはきっと残留できるさ。私は今日から心を込めてアタランタを応援するよ」

ホームでエンポリに0−1で敗れ、ユヴェントスとの勝ち点差が広まってしまったミラン。ファンが落ち込むのも無理ない……
「あ〜あ。オレはもう、ミラン応援するのやめようかな。今度から、フォッジャ(セリエC2のチーム)を応援するよ。あそこはチームカラーが赤と黒だから、今持ってるグッズが無駄にならないしなあ……」 (ピーノ・Bさん、38歳。会社員)

ローマ在住・高橋 在