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 2003.05.16
ユヴェントスvsレアル・マドリー戦直後のユヴェントスGMルチアーノ・モッジはこう語った
「レアルが調子悪かったからユーヴェが勝てたって? バカなこと言うの、やめましょうよ。ユヴェントスが素晴らしいプレーを見せたから、圧勝したんじゃないですか。特に、DF陣がよかったと思います。世界最強のレアルFW陣をうまく封じ込んだわけですから。私にはユーヴェが勝つということはわかってましたけどね。マドリーとの敗北戦の直後、私はそう確信したのです」

イエローの累積で、マンチェスターの決勝戦に出られない羽目になってしまったユヴェントスのMFパヴェル・ネドヴェド。ネドヴェドは細々の声でこう語った
「チャンピオンズリーグの決勝戦でプレーするのが、僕の一生の夢だったんです。それが、出れないなんて……。でも、見ていてください。ある日、僕もあのカップを持ち上げる時が、必ずやってきますよ」

ゲームの最初から最後まで走りまくり、素晴らしいコンディションとずば抜けた運動能力を見せたユヴェントスのジャンルーカ・ザンブロッタ。試合終了後インタビューで褒められると、謙遜気味にこう発言
「何も特別なことはしてませんよ。走ることは、僕の仕事の一つですから」

ミランの主将パオロ・マルディーニは、チャンピオンズリーグの決勝戦の相手がユヴェントスに決定してこうコメント
「個人的には、夢の決勝戦はミランvsレアル・マドリーだったんですけどね。まあ、いいですよ。大事なのは、我々ミランが決勝にたどり着けたことですから」

一方、ミランのMFジェンナーロ・ガットゥーゾはこう発言
「キャプテンが決勝ではレアルと戦いたかったって? 俺は別にそんなこと、どうでもいいよ。相手がレアルだろうが、ユーヴェだろうが、どっちみちミランはすでに両方とも倒してるんだ。俺? 俺はミラノ・ダービーでは多少プレッシャーを感じてストレスになってたんだけど、マンチェスターでは思いっきり楽しむつもりさ。もちろん、勝つつもりだよ」

インテルvsミラン終了直後、インテルのマッシモ・モラッティ会長は宿敵ミランのロッカールームを訪れ、選手一人ひとりと握手を交わし、祝福の言葉を贈ったという。ガットゥーゾはモラッティ会長の紳士的な態度に心を打たれたという
「俺は決してセンチなタイプじゃないんだけど、ジーンと来たよね。長年サッカーをやってっけど、こんなこと初めてだよ。敗退したチームのお偉いさんがやって来て、敵と握手するなんて。モラッティさんが帰る時、俺たちは拍手を贈ってあげたんだ。モラッティさんも感動してたみたいだよ」

ミランのDFアレッサンドロ・ネスタはインテルの選手に敬意を示したと言う
「ゲームが終わった時、僕はインテル選手全員と抱き合いました。負けたチームの選手にとって、こういう時がどれだけ辛いか、僕にはよくわかるんです」

アドリアーノ・ガッリアーニ、ミラン兼イタリアサッカー連盟(レガ・カルチョ)会長はこう語る
「最高ですね。チャンピオンズリーグの決勝戦がミランvsユヴェントスなんて、どんな期待もはるかに超える展開じゃないですか。レーガ・カルチョの会長として、最高に満足です。これで、イタリアサッカーのイメージも輝きを取り戻したでしょう。韓国で得たダメージから、やっと立ち直れたわけです」

ジャンニ・リオッタ、『コリエレ・デッラ・セーラ』紙(一般紙)記者。大のインテリスタ
「試合後、サネッティ主将が泣いているのを見て、私は『サネッティよ、君は全力を尽くして戦ったんだ。我々ティフォージもよく知ってるよ。なんの悔いもないさ』と言ってやりたかったです。でも、結局なんにも仕事をしなかったレコーバのことを思うと、腹が立って仕方ないですね。僕の息子は13歳でサッカーをやってますけど、彼の方がまだマシなプレーができたと思いますよ」

昨シーズンまでプレーしていたインテルについて聞かれたレアル・マドリーのFWロナウドはこう答えた
「インテルですか? リーグでもチャンピオンズリーグでも失敗したのは、もしかしたらいいことなのかもしれませんね。これでクーペルがいなくなって、インテルファンの皆さんは再び、サッカーを楽しめるようになるんじゃないですか?」

ローマ在住・高橋 在