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 2003.10.21
EURO2004本大会後、トラップの後任として誰がアッズーリ監督になるかと話題になっている中、現ミラン監督のカルロ・アンチェロッティはこう発言
「いろんな名前が出回ってますよね。リッピやカペッロ、デル・ネーリなどが有力候補とされていると読みました。でも、誰も僕の名前が挙げられないのはなぜ(笑)? 僕も、トラップの後釜として立候補したいですよ。FIGC(イタリアサッカー連盟)とは以前、3年間やったわけだし、僕の仕事ぶりは認めてもらえてるはずでしょ。それに、僕を雇うのはそんなに高くないし(笑)。ガッリアーニさんとのコネを利用して、推薦してもらおうかな。なんだったら、(ガッリアーニに)僕の代理人を務めさせてあげてもいいですよ(爆笑)!」

ミランvsラツィオ戦の前半17分、ラツィオのMFデヤン・スタンコはオフサイドと見なされてゴールを取り消された。コラーディからパスを受けたスタンコビッチの位置は明らかにオフサイドではなかったため、これは大きな誤審として話題を呼んだ。試合終了後、スタンコビッチはこうコメントした
「信じられないです。後ろから走り込んだんですよ。明らかにゴールだったウチの先制点を取り消されたことが、後のプレーに影響したのは間違いないです。あのショックで、試合の流れが変わってしまいましたね」

ラツィオのFWベルナルド・コラーディはこうコメント
「こういうとんでもないミスジャッジは、サッカーの楽しさをぶち壊すようなもんですね。ほんと、やる気なくしちゃいますよ」

ラツィオDFシニシャ・ミハイロビッチは、レフェリーのサルヴァトーレ・ラカルブート氏の所属地域連盟がミラノ近郊のガッララーテ市であることを指摘。このようなゲームを“地元”の主審に与える矛盾を、皮肉を込めて訴えた
「だって、あの人サン・シーロの裏に住んでるようなもんなんだぜ。歩いてスタジアムに来れるようなレフェリーなんだから、こういう結果になって当たり前だろ」

インテルがエクトル・クーペル監督を解任したことについて、生放送サッカー・バラエティ番組『Quelli che il calcio』にマドリードから中継出演したロナウドはこう発言した
「(クーペルの解任は)何よりも、インテルファンのためにうれしいニュースだと思います。僕は、心の奥では今でもインテリスタなのです。だから、インテルのために、できるだけ早くこの監督がいなくなることを願ってたんです。彼がいる限り、インテルは何も勝てっこない、と思ってましたから。あの人がいなくなって、僕は大喜びです。ヴィエリも同じように喜んでる、と思いますよ」

元インテル監督のジージ・シモーニ氏は、ロナウドとクーペルの不仲関係についてコメント
「ロナウドの関係は、クーペル監督が選手を全員同等扱いすることが原因で悪化したのではないですか? 私がインテルの監督だったころ、僕のモットーはこうでした。『選手はみんな同じだ。“ひとり”を除いて……』。試合中、ただピッチを小走りするだけのロナウドを見て、私は何回、彼をベンチに下げようと思ったことか。でも、助監督が『もう少し待ちましょうよ』と言う。そうすると、急にゴールを決めてしまう選手なんですよ、ロナウドって」

クーペルが解任されてアルベルト・ザッケローニが新監督となった今、インテルの復活が期待されるが、ユヴェントスのルチアーノ・モッジGMは、冷たい意見を述べた
「監督さんをクビにしたからって、インテルは急に良くなるわけじゃないんですよ。言わせてもらえば、何も変わらないと思うがね」

インテリスタの間には、クーペル解任を認めない声も。イタリア最大の規模を誇る、スザーラ市インテル・ファンクラブ団長のクラウディオ・ティレッリ氏はこう言う
「クーペルを今クビにしたこと? これ以上間違った決断はないね。インテル不調の真の責任者は、選手たちなんだよ。ブレッシャ戦を観てみんな気づいたと思うけど、選手たちはクーペルをボイコットする目的で、気だるいプレーをしてた。唯一真剣にやってたのは、キャプテンのサネッティとキリー・ゴンサーレスだけだよ。そう、ヴィエリも悪いのさ。僕はザッケローニがダメって言ってるんじゃないけど、これからインテルを立て直すのは簡単なことじゃないと思うよ。モラッティ会長は、手を打つんだったら、もっと早くやるべきだったね。クーペルをちっとも評価してないのなら、どうしてシーズンをとりあえず始めさせたんだい?」

ローマの監督ファビオ・カペッロはザッケローニ氏に条件つきでエールを送った
「ザッケローニは私の友人です。インテルの指導に着いて、彼が成功を得られることを願ってます。ただ、インテルの問題を解決してチームを機能させるのは、次の次の日曜日が終わってからにしてもらいたいですね(笑)」(注:次の日曜はインテルvsローマ戦!)

アンコーナvsユヴェントス戦で、2ゴール2アシストの大活躍を見せたファブリツィオ・ミッコリ。その低い身長(本人は“身短”と呼ぶ!)にもかかわらず、自身2点目はヘディングで決め、マルチェッロ・リッピ監督から拍手を贈られた
「監督が拍手してたのは、『あいつがヘッドで決めるなんて、後にも先にもないかもしれないこと』だと思ったからなんスかね?(笑)。まあ、確かに普通の選手だったら、頭じゃなくって足で届いたボールだったと思うけど(笑)。俺にヘディングでやられるなんて、アンコーナのDF陣のミスだって? んなことないっスよ、俺が相手に気がつかれないように接近したんスよ。体勢を低くして草に隠れて、誰にも見られないように……。今だっ! って俺が地面から飛び出た時、相手DFはたまげてたっス(笑)」

ローマ在住・高橋 在