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 2003.12.03
ミランとの最終的な解約が発表されたリヴァウドは、すでにイタリアを離れた。ミラノでリヴァウドが住んでいたアパートの向かいに住む親友のインテルDFマルコ・マテラッツィはこう語る
「リヴァはいい人だよ。難しい時期を過ごしてる偉大な選手なのさ。発つ前、『今度ブラジル代表のユニをくれる』って言ってくれたんだ。約束を覚えててくれることを願うよ」

格下シエナに0−3で大敗したラツィオは、スランプの様子。しかも、ロベルト・マンチーニ監督は、ベシクタシュ戦の前からインフルエンザでダウン。この試合でレッドカードを喰らったMFデヤン・スタンコヴィッチはこう語る(注:スタンコヴィッチにはその後、4試合の出場停止処分が下された)
「何が起こったのかわからないんですが、確かに昨シーズンみたいなプレーができなくなってしまいました。問題は、頭の中だと思うんです。プレーして、楽しさを感じないんです。もう、毎試合が試験みたいなものですから」

フランコ・コロンバの後釜としてレッジーナの監督に就任したジャンカルロ・カモレーゼ。中村俊輔に関する意見を聞かれて
「ナカムラ? 優れたテクニックを持った人材ですね。有能な選手ですし、こういう優れたアスリートを持っていたら、それなりのスペースを見つけてあげるのが監督の義務だと私は思います。ナカムラとコッツァですか? 私はぜひとも、2人を一緒にプレーさせたいですね。くり返して言いますが、私はピッチに優秀な選手を据えるのが好きな監督なんです」

レッチェ戦でローマの2点目を決めたFWジョン・カリューはピッチサイドにいたボールボーイ、ダニエーレ・ドラーツィオ君を抱き上げて、喜びを表した。ローマの下部組織でプレーするダニエーレ君にとっては、一生忘れられない思い出になった
「カリューがゴールを決めた後、僕のほうに向かって走ってきたんだ。山みたいにデカかったよ。カリューってさ、こないだのレッジーナ戦で決めたとき、水の入ったバケツを蹴り飛ばしたでしょ? 一瞬、僕もあのバケツと同じことになるのかな、と思っておっかなかったよ。でも、カリューは大声で叫びながら、僕のことを抱き上げてくれたんだ。信じられない感じだったよ。だって、巨人のカリューより僕は高くにいたんだから!」

ローマvsレッチェのロスタイム、交代命令に怒ったローマのFWアントニオ・カッサーノはファビオ・カペッロ監督に暴言を吐いた。カペッロはこうコメント
「カッサーノはああいう性格ですからね。レッチェ戦の終盤、ゴールをしくじったからか非常にナーバスで、相手選手にも当り散らしていたのです。で、私はカッサーノがイエローを喰らわないように、彼をベンチに引き上げたのです。そうしたら、『ファッ○・ユー!』って言われたんです。でも、私は今後も交代させますよ。下げられる選手の気持ちを気にしているわけにはいきませんからね。選手はみんなそうですよ、いつまでもプレーしていたい。でも、決めるのは私なんです。私は、チーム全体のことを考えねばならないんですからね。警告のリスクを軽視するわけにはいきませんよ。こういったささいなことが、シーズンを通して大きな要素になってきますから。それに、カッサーノはちょくちょく、自分から交代を頼んでくることがあるんですよ。だから、たまには私の言うことも聞いてくれないと(笑)」

パルマに1−3で完敗したキエーヴォのルイージ・デル・ネーリ監督はこう語る
「試合は、パルマしか見えなかったね。ということは、何かが間違っていた、ってことかな。まあ、回りくどく言っても仕方ないですよ。キエーヴォは、ちっともキエーヴォらしいプレーをしなかった、ってことだね」

ユヴェントス・ホームで行われたイタリア・ダービーはインテルが3−1で勝利。『ユーヴェが調子悪かったのでは』という意見もあるが、それについてコメントを聞かれたインテル監督のアルベルト・ザッケローニはこうコメント
「いや、それは反対ですね。そういうのは、良くないですよ。僕が見たのは、元気でアグレッシブで勝つ気満々のユヴェントスでした。そんなユーヴェが負けたのは、インテルの手柄です。今回のデッレ・アルピのインテルは、僕が今までに見たこともないようなインテルでした。それなのに、『相手が弱かったから勝てた』は、ちょっとひどすぎますね」

ユーヴェを下して調子を取り戻した様子のインテル。マッシモ・モラッティ会長はもちろん大満足
「いやあ、よかったです。まさにウチがユヴェントスでしたからね(笑)」

ユヴェントスvsインテルのハーフタイム、ピッチから更衣室に行く通路でユーヴェのDFパオロ・モンテーロがインテルGKフランチェスコ・トルドに後ろから襲い掛かった、という報道があった。これに対し、ユーヴェのアレッシオ・タッキナルディはこう発言
「確かに、揉め事はありました。でも、パオロ(モンテーロ)は、トルドを後ろから殴ったりなんてしてないですよ。ユヴェントスは、背後から襲うなんて卑怯なことは、やらない。まあ、仕事に関する口論があった、とでも言いましょうか?(笑)」

ローマ在住・高橋 在